バトンプロジェクト:二坪の眼-掲示板

-思考実験工房-
主催:DWKS (バトンすべきものは何?)

▼Topics

●ノコギリアン・ガッカイ 2023
『ノコギリヤネ・コウゲンガク』
https://36way.net/nag/nag2023.htm
会期:2023.12.21 - 2024.2.29
会場:ノコギリアン・コウバ
主催:ノコギリアン・コウバ、二坪の眼
展示:Koubas_Only(Natty & Colin)
----
・ノコギリアン文庫
断章“ノコギリヤネのある風景”

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』

----

Cafe-talk by Wataridori


  新規投稿 ┃ツリー ┃記事一覧 ┃トピック ┃番号順 ┃検索 ┃留意事項 ┃設定 ┃過去ログ ┃断層スケッチ ┃tumblr ┃mastodon  

3 / 49 ページ    ←次へ | 前へ→

[1379] 断章をつなぐ「番外編」  aoki@dwks  - 2023/11/29(水) 09:36:26 -

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 ▼http://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=ntr;tree=1370;id=ad138 ---- ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 (2019.12.30から連載中) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm 著者:ノコギリアン(今枝忠彦) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/prof.htm ---- Re:https://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=one;no=1378;id=ad138 断章をつなぐ「番外編」 『断章“ノコギリヤネのある風景”』は、1話完結の断章形式で構成されれている。公開時系列に読み進めてもよいし、関心を引くタイトルなどからランダムに拾い読みしてもよい。あるいは、読み進める「順」によって見えてくるものや手応えなどが変わってくるかもしれない。 一宮のノコギリヤネを俯瞰しながらノコやんの目に映る“風景”が描かれていく中で、「番外編」と位置づけられた章がいくつかある。 ・エキノコ綺譚:ネコの眼・ノコの眼(「ノコギリヤネのある風景・その 10」番外編) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20211215_ekinokokitan.pdf ・寓話「ノコギリヤネのつくる星座のまち」 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220707_noko_bangai.pdf ・「のこぎり二」で開かれた二つの祝祭 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220921_noko_bangai.pdf ・8.5 真夏の夜の“キョウエン” https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20230823_noko-fukei-15_bangai.pdf いずれも、ノコやんが実際に立ち会った「アート作品の鑑賞」を題材にしている。 ノコやんの鑑賞の視点。 ノコギリヤネの「ウチ」で展示された作品とあって、ノコギリヤネを背景情報とした視点(観点)にもなっている。それは自身との対話の展開として描かれている。逆に言えば、自身との対話へトリガーするものが「アート作品」でもある、と。そんな対象物が日常の“風景”としてあることが「まち」に必要な要素のひとつでもある、と。 ノコギリヤネそのものがアート作品(名もない大工の建築)なのかもしれない。 ・4. 名もなきモダニズム建築 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20221203_noko-fukei-13.pdf

引用なし

パスワード



980 hits
・ツリー全体表示

[1378] 記憶想起  aoki@dwks  - 2023/11/28(火) 09:54:13 -

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 ▼http://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=ntr;tree=1370;id=ad138 ---- ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 (2019.12.30から連載中) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm 著者:ノコギリアン(今枝忠彦) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/prof.htm ---- Re:https://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=one;no=1377;id=ad138 記憶想起 ノコやんは、都市計画的観点・建築的観点から「ノコギリヤネ」の存在をを捉えていますが、私は「ノコギリヤネ」に対する「人の反応」に関心があります。もちろん、ノコやんも“「ノコギリヤネ」に対する「人の反応」”に言及していますし、ノコやん自身も「反応した」ひとりであることが出発点となっています。 「ノコギリヤネ」への反応は世代によっても異なってくるものなのでしょう。年配層には懐かしさを含めた自身が生きた歴史と重なるものがあるのかもしれません。若者層にはどこか新鮮な異空間に映るものなのかもしれません。いずれにしろ、「人が反応する」なにかを持ち合わせている特異性が「ノコギリヤネ」にはあるんだろうな、と思います。 そこで「人の反応」に着目してみたいですね。 「ノコギリヤネ」との「対話」は、自分自身との「対話」ではないか、と。そんな「対話」ができる人、できない人。いろいろあるだろうと思います。ノコやんはそれを「縁起」と呼んでいるのかな。 縁の組合せは無数にあるものなので、皆が一様に「ノコギリヤネ」に反応するものではないでしょう。ただソコで、「反応」として自身との「対話」ができた人には、自身の裡に眠っていた無意識な感覚を呼び覚まされることになるんだろうと思います。 こうした「反応」が「縁起」する対象物は「ノコギリヤネ」だけとは限らないでしょう。人によってその対象物は変わる。大切なのは。「自身の裡に眠っていた無意識な感覚を呼び覚まされる」自覚にあるんじゃないだろうか。それを「自分の行き先が変わる」、とノコやんは表現している。 「迷い人」が不意に遭遇した対象物によって「縁起」が発生し、自身の行き先が変わる。そんな機会が「まち」のいたるとろに「扉」として存在する「まち」。ノコやんは、そんな「まち」を描いているのかもれない。 それは日常にあって不意に訪れるもの。 記憶想起。 今日も自身の右脳と左脳が対話している。

引用なし

パスワード



918 hits
・ツリー全体表示

[1377] 日常の図  aoki@dwks  - 2023/11/27(月) 09:01:19 -

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 ▼http://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=ntr;tree=1370;id=ad138 ---- ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 (2019.12.30から連載中) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm 著者:ノコギリアン(今枝忠彦) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/prof.htm ---- Re:https://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=one;no=1376;id=ad138 日常の図 ・「のこぎり二」で開かれた二つの祝祭 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220921_noko_bangai.pdf > 初日の9月3日、夕刻に始まった二人のアーティストによるサウンドパフォーマンスは、「のこぎり二」に「新たな日常」の始まりを予感させるイベントとなった。 > その時、起きたことは、そこでしかあり得ないことだった。「のこぎり二」だから起きたことだった。 > それは「ウツホ」から音を発するもの。ソトからの力ではなく、ウチから生まれる日常の力。 > 小さなコミュニティが世界につながる日常。「ウツホ」の「のこぎり二」は、迷い人の未来を変える力を持つ。 「ウツホ」が持つ可能性への期待を大きく抱くノコやん。それは「ウツホ」と「対話」できた者だけに響く可能性のように思う。それが“ウチから生まれる日常の力”。 ただ、「力」にもいろいろなチカラがある。「ウツホ」はその「チカラ」を選ばない。「チカラ」の掛け違いによっては「ウツホ」を埋め尽くしてしまうことにもなるだろう。右脳と左脳とて、掛け違いは起きているのが日常だ。日常には多くのノイズが紛れ込んでいる。耳障りの良いノイズも多い。「ウツホ」が「ウツホ」で失くなった時、「ウツホ」の可能性は喪われていく。 「ウツホ」は埋め尽くされていくのが社会(時代)の潮流か。木曽八龍が地下に潜ったように。 ・木曽川という“ギフト” https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20210303_noko-fukei-7.pdf 可能性を持った「ウツホ」は地下に潜るしかないのかもしれない。可能性という「チカラ」を分かち合える“場”として。それが、Rabbit Hole。(https://www.instagram.com/p/CzmpjK8vr3a/) それには、ウサギに誘われる必要があるのかな? 選ばれし人たち。それもまた「迷い人」なのだろう。 それは日常にあって不意に訪れるもの。

引用なし

パスワード



888 hits
・ツリー全体表示

[1376] ノコギリヤネとの「対話」  aoki@dwks  - 2023/11/26(日) 08:19:31 -

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 ▼http://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=ntr;tree=1370;id=ad138 ---- ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 (2019.12.30から連載中) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm 著者:ノコギリアン(今枝忠彦) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/prof.htm ---- Re:https://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=one;no=1375;id=ad138 ノコギリヤネとの「対話」 ・8.5 真夏の夜の“キョウエン” https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20230823_noko-fukei-15_bangai.pdf > モノローグ(独演)のように見えるその動きは、のこぎり二との共演から生まれたものに違いない。 > それは、単なる融合ではなくて、一緒に創造する行為を通して得られるものだろう。 > 独自の地域のリサーチから始まるアートが地域を再生する。 いくつか、ノコやんのセンテンスを抜き出してみた。 アートスペースは表現者の制作の場でもあり、発表の場でもある。 そして、ソコでしか制作し得ない作品、ソコでしか構成できない展示(発表)。そんなチカラが“場”にはあるんだろうな、と思う。 一宮には、2000棟ものノコギリヤネがある。そしてそれらは決して一様ではない。その一様ではない多様性(ミチノコ、ニワノコ、オクノコ...etc)に、ノコやんは「“まち”のおもしろさ」としての可能性を見ているような気がします。 多様性なる主体性。 それは個々に、裡に秘めたるものが呼び出された時にそれぞれが獲得していくもの。そんな機会の「扉」が“まち”の至るところにあることが“まち”の大きな魅力となっていく。 それは決して、声高に多くの人たちに支持される図ではなく、多様性の一片一片を確実に拾っていく日常の図なのではないだろうか。そんな「扉」に反応するのも自分自身なのだから。

引用なし

パスワード



778 hits
・ツリー全体表示

[1375] 迷い人  aoki@dwks  - 2023/11/25(土) 13:26:49 -

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 ▼http://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=ntr;tree=1370;id=ad138 ---- ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 (2019.12.30から連載中) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm 著者:ノコギリアン(今枝忠彦) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/prof.htm ---- Re:https://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=one;no=1374;id=ad138 迷い人。 「ノコの風景」の中には「迷い人」という記述が度々登場する。 どんなひとたちなのだろう? 多くの場合、「のこぎりニ」が舞台となっている。どうやら彼らは、ノコやんが実際に目撃・遭遇した実在の人物たちがモデルとなっているようだ。 「のこぎりニ」のアートスペースには「ゆたかふぇ」というカフェが隣接している。お茶を飲みに来ただけのカフェの利用客がアートスペースの見学に立ち寄る、という流れの中で「迷い人」が誕生するようだ。もちろん、アートスペースの噂を聞きつけ、興味を持って訪ねてくる人も少なからず居る。 いずれにしろアートスペースに足を踏み入れた途端、「不意に飲み込まれた」という感触を抱く人が「迷い人」に成っていく。それは自身の裡に眠っていたものを呼び覚まされた人たち。そういう人たちのことをノコやんはこう呼んでいる。「行(生)き先を変えられてしまった人たち」、と。ノコやんもそのうちのひとりだ、とも。 アートスペースに飲み込まれて自身の裡なるものが目を覚ます。 それはすべての人がそうなるわけではない。 そこには必ず「対話」があったはずだ。 ノコギリヤネとの「対話」が。 それは個々に個別のものだろうと思う。 もっとも、人は皆「迷い人」の素地を持って日常を送っているのだろうと思う。そして時として、その「扉」が開かれる場面に遭遇する、のだろう。 個々に個別に「行き先」は違うんだろうな...。 行き先の違う交わり...。 それも世の虚ろいか。

引用なし

パスワード



698 hits
・ツリー全体表示

[1374] 入口と出口  aoki@dwks  - 2023/11/24(金) 11:04:37 -

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 ▼http://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=ntr;tree=1370;id=ad138 ---- ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 (2019.12.30から連載中) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm 著者:ノコギリアン(今枝忠彦) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/prof.htm ---- Re:https://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=one;no=1373;id=ad138 > 入口は出口であり、出口は入口でもある。 その「扉」は中空に浮かんでいる? そして「開口」(枠)は見えない。 いつの間にか「入って」いて、いつの間にか「出て」いる。 そんなふうに「迷い人」が「扉」と遭遇する。 ・寓話「ノコギリヤネのつくる星座のまち」 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220707_noko_bangai.pdf そこでは自身との何かしらの「対話」が行われている。 「対話」は必ずしも「ことば」を持たない。 「マレビト」が姿・形を持たないように。 待てよ? マスミダカラスと筆者との「対話」は、ダイアローグではなくモノローグ(独白)なのかもしれないな。

引用なし

パスワード



655 hits
・ツリー全体表示

[1373] 私を開いて公となる  aoki@dwks  - 2023/11/23(木) 09:45:48 -

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 ▼http://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=ntr;tree=1370;id=ad138 ---- ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 (2019.12.30から連載中) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm 著者:ノコギリアン(今枝忠彦) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/prof.htm ---- Re:https://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=one;no=1372;id=ad138 > 私を開いて公となる 「ノコギリアン・ガッカイ 2022」のメインテーマが『私(ム)が開いて(ハ)、〈公〉になる』でした。 https://36way.net/nag/nag2022.htm 私を開く?どういうこと? となりますね。 ノコやんは、この展示会でウチとソトがひっくり返るキューブを展示しました。 ・ひるがえる墨会館 https://36way.net/nag/_2022/2022_02-sumikaikan.pdf ・ひるがえるノコギリヤネ https://36way.net/nag/_2022/2022_01-hirugaerunoko.pdf 「ウチとソトがひっくり返るキューブ」は「墨会館」の写真で構成されています。そして、「実は、ノコギリヤネは、ウチとソトが融合した不思議な空間なのです。」と結んでいます。 ウチとソトを融合したキューブ。それがノコギリヤネの可能性を具現化したもの、ということなのでしょう。 人間をひっくり返すと、内臓がソトに出て、皮膚がウチ側に収まる。 (口と肛門は空洞でつながっている。) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/instantlogue-1.pdf > 三木成夫という解剖学者が、植物は動物の初期だと言っています。 「動物のからだから腸管を引っこ抜いて袖まくりするように、それをそっくり裏返して、内側の絨毛を外側に向けたのが植物の姿態である」。ちょっと説明が必要ですが、まあ、植物も動物も生命はみんなドーナツということで。(ノコやんの思考実験です) ムカシ・ムカシ、私は。ヘビが自分自身を飲み込んだ“図”を想像していました。それは自身のしっぽから飲み込むのではなく、開けた口を大きく翻して自身を飲み込んでいく“図”です。ちょうど袋をひっくり返す動きになりますね。(ドーナツにはなりませんが) ドーナツ。 入口は出口であり、出口は入口でもある。 そして、入口と出口は“ドーナツ”を包んでいる。 そんな世界を生きているのでしょうか、わたしたちは。

引用なし

パスワード



596 hits
・ツリー全体表示

[1372] 右と左はつながっている  aoki@dwks  - 2023/11/22(水) 09:34:30 -

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 ▼http://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=ntr;tree=1370;id=ad138 ---- ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 (2019.12.30から連載中) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm 著者:ノコギリアン(今枝忠彦) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/prof.htm ---- Re:https://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=one;no=1371;id=ad138 > 右脳だけの世界、左脳だけの世界ってどんな世界なんでしょうね。 右脳は左脳があって右脳足らしめる。 左脳は右脳があって左脳足らしめる。 ノコやんの発想に散見することば。(トポロジー?) ・地と図の反転 ・ウチとソトをひっくり返す(メビウスの帯には表も裏もない) 境界の捉え方で見えてくるものが変わる、ということでしょうか。 この発想の転換が「私を開いて公となる」思想につながっているように思えます。 果たしてわたしたちは、皆一様に同じものを見ているのだろうか? 境界(右と左)の対話には、差異の確認と容認と拒絶が繰り返されているのではないでしょうか。そんな作業が自身の中で渦巻いている。果たして右と左の境界なんてものがあるのだろうか。その上で、自身を他者と擦り合わせていくことが「今」を生きることになるような気がします。 他者の右脳と左脳との擦り合わせ。 自身と他者はつながっているのか? 自身と他者はひっくり返るのか? 自身と他者との境界って?

引用なし

パスワード



540 hits
・ツリー全体表示

[1371] 右脳と左脳  aoki@dwks  - 2023/11/21(火) 12:18:38 -

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 ▼http://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=ntr;tree=1370;id=ad138 ---- ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 (2019.12.30から連載中) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm 著者:ノコギリアン(今枝忠彦) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/prof.htm ---- Re:http://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=one;no=1370;id=ad138 > 右脳と左脳 ・右脳は感覚的:左半身を司る ・左脳は論理的:右半身を司る ・脳梁(中央):右と左をつなぐ(対話を司る) ざっくりと....おもしろい構造ですね。 「脳梁」(対話)は葛藤の「場」、とも言えるのかもしれません。 あるいは「バランス」機能、とも見ることができるでしょう。 そして「記憶」(学習)が絡んでくる。 「記憶」もまた、右脳的記憶と左脳的記憶があるのではないでしょうか。 これらを総合的にバランスして「今」が在る。 「今」を生きている。 生物学的に「脳梁」が切断された例に触れられていることもあるようですが、右脳だけの世界、左脳だけの世界ってどんな世界なんでしょうね。仮にそんな世界があったとして、その世界は「そんな世界」として成り立っているのでしょう。 「マスミダカラス」だけの世界 ・マスミダカラスかく語りき http://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=ntr;tree=1175;no=1193;id=ad138 ※文中の対話から「マスミダカラス」の台詞だけを抽出しています。

引用なし

パスワード



442 hits
・ツリー全体表示


ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』 (2019.12.30から連載中) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm 著者:ノコギリアン(今枝忠彦) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/prof.htm 現時点(20231120)で15章まで書かれていて、番外編を含むと19編が読める。ノコギリアンはこの手記を「ノコの風景」と略して呼んでいる。“ノコギリアン”も怪獣の名前のような響きがあるで、私は「ノコやん」と呼ぶことにしよう。 気が向いた時に、気が向いた「断章」を談笑してみたい。 ・ダイアローグ(対話) 一人称で綴られていく手記の中で「マスミダカラス」が登場するのは「オワリの大きな“からっぽ”・一宮」(その5)の章だ(2020.9.22)。この日以来、マスミダカラスは度々登場し「筆者」と対話する。 「マスミダカラス」が何者なのか知らないが、「筆者」の思考(の展開)整理に一役買っているのだろう。それは自身との「対話」を表現している、ともとれる。ひとりごとの「対話」か。 自身の中に2つ以上の人格があるのかもしれない。たとえば、右脳と左脳。このふたつは「脳梁」という神経で連絡(対話)をとっているらしい。そして右脳と左脳は異なった性格(役割)にあると聞く。 さて、しばらくはこの「対話」について考察していくことにしよう。

引用なし

パスワード



383 hits
・ツリー全体表示


ノコギリアンから 「断章“ノコギリヤネのある風景”その15」 ノコギリヤネから見えてくる「まち」 が届きました。 20231103_noko-fukei-15.pdf 下記ページにて公開しました。 ・https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20231103_noko-fukei-15.pdfhttps://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm ---- 1.「まち」が見えない? 2.「みち」がなくなった? 3.「うち」が閉じられた? 4.私が開いて、ノコが起つ:ミチノコ、ニワノコ、オクノコ 5.○エピローグ:「建築家なしの建築」 ---- ・「まち」は、多くの人が住み、働き、遊ぶところだった。多様な人との交流、複雑な人間関係もあれば、自由もあった。そこには、いいことも悪いこともあっただろう。そんなものが失われてしまい、のっぺりとした均質的なものに成り果てているのが現状ではないか。 ・「みち」が「まち」を作ってきた。人が歩いていなければ「みち」ではない。それは、通行のための道路に過ぎない。かつて、「みち」は開放的で自由な空間だった。そこで、色々なことを学ぶ。そして、子どもたちにとって、「みち」は遊びの場であった。まさに「未知」の空間だった。 ・「うち」は、私的空間と公共空間に区分され、原っぱのような所有や利用が曖昧な空間がなくなっていった。また、農村や寺社などの共同体の所有する土地が、「公(おおやけ)」が支配する公共空間として管理が厳重になっていく。そして、「みち」は自動車通行の公共性が優先され、歩行者は排除されていく。閉じられた「うち」は、「みち」との交流を失い、「まち」から分断されていった。 ・お前たちは翼がないから、不自由だな。本来、私というのは、もっと自由なはずだ。公というのは、私の集まりじゃないのか? そうだとすれば、公という空間には、もっと自由が必要じゃないのか。オマエたちは、「公(おおやけ)」に飼い慣らされているように見える。 添付画像【1369_nokof-15.jpg : 121.6KB】添付画像【1369_2023-11-05_10-53-55.JPG : 148.1KB】添付画像【1369_2023-11-05_10-52-38.JPG : 179.4KB】

引用なし

パスワード


1,389 hits
・ツリー全体表示

[1368] 『感情の粒子』:本日の鑑賞者(20231006)  aoki@dwks  - 2023/10/06(金) 17:46:21 -

『感情の粒子』:本日の鑑賞者(20231006) ありがとうございました。 https://36way.net/nag/nag2022_001.htm https://36way.net/nag/nag2022_002.htm ---- entanglement 『感情の粒子』 https://bit.ly/3T0sRnY 添付画像【1368_DSC_2921.JPG : 0.9MB】

引用なし

パスワード


2,804 hits
・ツリー全体表示


---- 添付画像【1367_20230823-03.JPG : 250.0KB】添付画像【1367_20230823-02.JPG : 159.2KB】添付画像【1367_20230823-01.JPG : 159.8KB】

引用なし

パスワード


1,595 hits
・ツリー全体表示


ノコギリアンから 「断章“ノコギリヤネのある風景”その15(番外編)」 ■8.5 真夏の夜の“キョウエン” が届きました。 下記ページにて公開しました。 ・20230823_noko-fukei-15_bangai.pdf ・https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20230823_noko-fukei-15_bangai.pdfhttps://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm ---- 1.“からっぽ”の中の“からっぽ” 2.「それぞれの世界(環世界)」の重なりの中で 3.大きな“からっぽ”から生まれる未来 4.夢千夜「舟に乗る」 5.○エピローグ:始まりの三角形(縁起的世界の始まり) ---- ●ノコギリアンが視た「のこぎりニ」の“からっぽ”の存在意義 ・アーティストは、見えないものを見せてくれる。 ・ここで制作するアーティストは、まず、地域との関わり方を問われる。ここで創作することの意味を問われる。 ・己を表現するというよりも、自らを“からっぽ”にすることで。そうしてポリフォニー(polyphony:多声音楽)な空間を創出した。それは、単なる融合ではなくて、一緒に創造する行為を通して得られるものだろう。 ・それは、単なる調和、融合ではなく、自立した主体が輻輳するポリフォニーである。mhproject の”からっぽ“は、地域が真に持続する社会を築いていく上で、アートの可能性を見せてくれる。アーティストの独自のリサーチが、ここだけの地域で成立するかもしれない未来の可能性を広げてくれる。 https://www.instagram.com/mhproject_nokogirini/ https://mhprojectnyc.com/ https://www.keikomiyamori.com/ https://evaaine.com/ ---- mh-SUMMER PROJECT_2023「宮森敬子+中村愛音」 https://36way.net/page1/017/202308.htm 添付画像【1366_nokof-15-01.jpg : 126.1KB】添付画像【1366_2023-08-24.JPG : 178.0KB】

引用なし

パスワード


1,533 hits
・ツリー全体表示

[1365] 『感情の粒子』:本日の鑑賞者(20230807)  aoki@dwks  - 2023/08/08(火) 09:24:52 -

『感情の粒子』:本日の鑑賞者(20230807) ありがとうございました。 https://36way.net/nag/nag2022_001.htm https://36way.net/nag/nag2022_002.htm ---- entanglement 『感情の粒子』 https://bit.ly/3T0sRnY 添付画像【1365_DSC_2662.JPG : 1.0MB】

引用なし

パスワード


2,858 hits
・ツリー全体表示

[1364] 『感情の粒子』:本日の鑑賞者(20230806)  aoki@dwks  - 2023/08/08(火) 09:23:50 -

『感情の粒子』:本日の鑑賞者(20230806) ありがとうございました。 https://36way.net/nag/nag2022_001.htm https://36way.net/nag/nag2022_002.htm ---- entanglement 『感情の粒子』 https://bit.ly/3T0sRnY 添付画像【1364_DSC_2661.JPG : 0.9MB】添付画像【1364_DSC_2663.JPG : 1.2MB】

引用なし

パスワード


2,779 hits
・ツリー全体表示

[1363] mastodon、おもしろい!  aoki@dwks  - 2023/07/31(月) 09:18:22 -

mastodon、おもしろい! タイムラインのスイッチ ・プロフィール ・ホーム ・ローカル ・連合 ・エクスプローラ 標準搭載された5つの視界。 これらはすべて「個」によって異なる。 5つの世界から「自身」を観ることができる。 「自身」の見え方は、他の「個」によって異なってくる。 ありがちな中央集権的SNSは、多くの場合「視野狭窄」を誘引する。 「脱中央集権型」=分散型SNSは、ユーザ(個)の意思が使い勝手に大きく反映される(されていく=オープンソース)。 mastodonは、「SNS」なのだろうか... https://joinmastodon.org/ja ---- mastodon: https://social.vivaldi.net/@nitsubonome threads: https://www.threads.net/@nitsubonome 添付画像【1363_2023-07-31_08-52-05.JPG : 157.7KB】

引用なし

パスワード


371 hits
・ツリー全体表示

[1362] 2023.8.5 - 8.6  aoki@dwks  - 2023/07/25(火) 09:10:15 -

https://www.instagram.com/p/CvFPHTZSzKY/ https://www.instagram.com/ainenaka/ https://evaaine.com/ ▼aoki@dwksさん: > ・中村愛音を迎えてアートパフォマンス > https://mhprojectnyc.com/ > 日時:2023年8月5日(土)19時30分 >    2023年8月6日(日)16時 > ※宮森敬子と中村愛音のアーティストトーク >  2023年8月6日(日) パフォーマンス終了後 > > //////////// > mh PROJECT_ノコギリニ_SUMMER 2023 > Me, The Timeless Self - within the Umwelt > _1000年生きた私―環世界のなかで_ > WORK IN PROGRESS > ・KEIKO MIYAMORI + AINE NAKAMURA > https://mhprojectnyc.com/Me-The-Timeless-Self-within-the-Umwelt > ・中村愛音を迎えてアートパフォマンス > https://mhprojectnyc.com/ > 日時:2023年8月5日(土)19時30分 >    2023年8月6日(日)16時 > ※宮森敬子と中村愛音のアーティストトーク >  2023年8月6日(日) パフォーマンス終了後 > ---- > ・KEIKO MIYAMORI > https://www.keikomiyamori.com/ > ・AINE NAKAMURA > https://evaaine.com/ > 問合せ: > ・https://mhprojectnyc.com/ > ・https://www.instagram.com/mhproject_nokogirini/ > ・https://www.instagram.com/mhprojectnyc/ > ---- > ・掲示板:アンカー > [1346] Me, The Timeless Self - within the Umwelt > https://x.gd/Syfo1 > ・サテライトページ > mh-SUMMER PROJECT_2023「宮森敬子+中村愛音」 > https://36way.net/page1/017/202308.htm (随時更新) > /////////// 添付画像【1362_362727663.jpg : 197.5KB】

引用なし

パスワード


[添付] :1362_362727663.jpg (197.5KB)


631 hits
・ツリー全体表示

[1361] ・中村愛音を迎えてアートパフォマンス  aoki@dwks  - 2023/07/22(土) 20:46:39 -

・中村愛音を迎えてアートパフォマンス https://mhprojectnyc.com/ 日時:2023年8月5日(土)19時30分    2023年8月6日(日)16時 ※宮森敬子と中村愛音のアーティストトーク  2023年8月6日(日) パフォーマンス終了後 //////////// mh PROJECT_ノコギリニ_SUMMER 2023 Me, The Timeless Self - within the Umwelt _1000年生きた私―環世界のなかで_ WORK IN PROGRESS ・KEIKO MIYAMORI + AINE NAKAMURA https://mhprojectnyc.com/Me-The-Timeless-Self-within-the-Umwelt ・中村愛音を迎えてアートパフォマンス https://mhprojectnyc.com/ 日時:2023年8月5日(土)19時30分    2023年8月6日(日)16時 ※宮森敬子と中村愛音のアーティストトーク  2023年8月6日(日) パフォーマンス終了後 ---- ・KEIKO MIYAMORI https://www.keikomiyamori.com/ ・AINE NAKAMURA https://evaaine.com/ 問合せ: ・https://mhprojectnyc.com/https://www.instagram.com/mhproject_nokogirini/https://www.instagram.com/mhprojectnyc/ ---- ・掲示板:アンカー [1346] Me, The Timeless Self - within the Umwelt https://x.gd/Syfo1 ・サテライトページ mh-SUMMER PROJECT_2023「宮森敬子+中村愛音」 https://36way.net/page1/017/202308.htm (随時更新) /////////// 添付画像【1361_2023-07-22_999999.JPG : 366.8KB】添付画像【1361_2023-07-22_18-45-39.JPG : 60.3KB】添付画像【1361_2023-07-21.JPG : 82.9KB】

引用なし

パスワード


580 hits
・ツリー全体表示

[1360] 【動画】ダウンロード  aoki@dwks  - 2023/07/22(土) 10:36:04 -

mh PROJECT_ノコギリニ_SUMMER 2023 【動画】ダウンロード  ・https://36way.net/page1/017/lib/KM-001.mp4  ・https://36way.net/page1/017/lib/KM-002.mp4  ・https://36way.net/page1/017/lib/KM-003.mp4 //////////// mh PROJECT_ノコギリニ_SUMMER 2023 Me, The Timeless Self - within the Umwelt _1000年生きた私―環世界のなかで_ WORK IN PROGRESS ・KEIKO MIYAMORI + AINE NAKAMURA https://mhprojectnyc.com/Me-The-Timeless-Self-within-the-Umwelt ・中村愛音を迎えてアートパフォマンス https://mhprojectnyc.com/ 日時:2023年8月5日(土)19時30分    2023年8月6日(日)16時 ※宮森敬子と中村愛音のアーティストトーク  2023年8月6日(日) パフォーマンス終了後 ---- ・KEIKO MIYAMORI https://www.keikomiyamori.com/ ・AINE NAKAMURA https://evaaine.com/ 問合せ: ・https://mhprojectnyc.com/https://www.instagram.com/mhproject_nokogirini/https://www.instagram.com/mhprojectnyc/ ---- ・掲示板:アンカー [1346] Me, The Timeless Self - within the Umwelt https://x.gd/Syfo1 ・サテライトページ mh-SUMMER PROJECT_2023「宮森敬子+中村愛音」 https://36way.net/page1/017/202308.htm (随時更新) ///////////

引用なし

パスワード



643 hits
・ツリー全体表示

3 / 49 ページ    ←次へ | 前へ→
  新規投稿 ┃ツリー ┃記事一覧 ┃トピック ┃番号順 ┃検索 ┃留意事項 ┃設定 ┃過去ログ ┃断層スケッチ ┃tumblr ┃mastodon  

 34,062
ページ:  ┃  記事番号:  

C-BOARD Moyuku v1.03b3
since 2014/08/01〜