著書:街は要る!
中心市街地活性化とは何か
著者:蓑原敬、河合良樹、今枝忠彦著
2000年2月10日刊行
A5判/256ページ/並製
定価 本体2700円+税
ISBN4-7615-2231-3
「商店街活性化」だけでは未来がない
活性化三法施行後も、各地で悪戦苦闘が続いている。あえて言えば、中心市街地活性化=商店街活性化と考えていては未来はない。必要なのは豊かな街住いとコンパクトな都市づくりに向けた戦略的な政策であり、市民全体の合意と参加を見据えた取組みである。
・街は要る
http://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/ISBN4-7615-2231-3.htm
・街は要る!【書評】
http://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/938machi/syohyo.htm
『新建築』 2000.4
30余年ぶりに都市計画法が改正される。高度経済成長期に目指した都市像が、社会構造の変化にそぐわなくなっているということだろう。果たして今どのような都市を目指すのか?
そのような問いかけに答えるのが本書である。
商業目的の大型開発ではなく、居住地としての本質的な街をどう考えるか。富山市を実例として都市の調査・分析の手法、再開発の方法論などが語られている。
ディヴェロッパー、都市計画の専門家以外の人にも「街づくりのためのキーワード」が総合的な観点から書かれていてわかりやすい。
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