バトンプロジェクト:二坪の眼-掲示板

-思考実験工房-
主催:DWKS (バトンすべきものは何?)

▼Topics

●ノコギリアン・ガッカイ 2023
『ノコギリヤネ・コウゲンガク』
https://36way.net/nag/nag2023.htm
会期:2023.12.21 - 2024.2.29
会場:ノコギリアン・コウバ
主催:ノコギリアン・コウバ、二坪の眼
展示:Koubas_Only(Natty & Colin)
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・ノコギリアン文庫
断章“ノコギリヤネのある風景”

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』

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Cafe-talk by Wataridori


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・尾州木東綺譚/「エキノコ玉ノ井」序開(その10) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20211129_noko-fukei-10.pdf 【マスミダカラス語録】抜粋 ●お前は確か二年前にここに来ていたな。遠巻きに、俺と崩れ落ちそうなこのノコギリヤネを眺めていた。どうだ、変わっただろう。でも、これで終わりじゃない。始まりさ。ここで働く人たち、訪れる人たち、迷い込む者たち。そして、この周りに住む人たちや他のノコギリヤネと一緒に物語を紡いでいくのさ。それが、まちとなる。時間とともに、ここもカタチを変えて行くはずだ。オレの役目は、ここに根を張り、その移り変わりを見守るこさ。 まあ、少しばかりちょっかいは出すけれど。 ---- ノコギリアン文庫 断章“ノコギリヤネのある風景” https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm ------- ノコギリアン・ガッカイ 2022 『私(ム)が開いて(ハ)、〈公〉になる』 会期:2022.12.15 - 2023.1.19 https://36way.net/nag/nag2022.htm 添付画像【1199_2022-11-17_20-43-59.jpg : 67.8KB】

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[1198] オニはソト?(その9)  aoki@dwks  - 2022/11/17(木) 20:37:17 -

・オニはソト?(その9) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20210928_noko-fukei-9.pdf 【マスミダカラス語録】抜粋 ●それは、もともとのクニが違うということだろうな。 ●古代、このあたりは、“ニワ”という強大なクニが支配していた。後に、熱田を拠点としたオワリ氏が尾張として統一することになるが、ニワ氏は古くから権勢を誇っていた。さらに遠い昔、稲作農耕文化を携え、伊勢湾から木曽八流を遡上した海民系の人々が、犬山周辺の台地の麓に生活の場を築き、ムラをつくり、先住民と融合し、強大なクニとなって栄えた。 ●オレは、ここでは実体を持てない。ここは、犬山の本宮山を住処とする“ニワカラス”のナワバリだ。ニワカラスの身体は赤い。ニワのニは、ヤツらの大地に由来する赤い土を意味する。そして、名のごとく、もう一つオレたちと同じ黒い身体を持っている。それこそ、ニワ氏とオワリ氏の合体の証なのだ。 ●ノコギリヤネの上に居た少女から聞いた話か。ノコギリヤネから逃げ出すオニをカラスとトンビが奪い合うという・・・。カァー、一杯食わされたな。ノコギリヤネにオニはいない。あいつは、いつもはオニのお面を被っているけれど。 ●どうだろう。オニというのは、本来、恐ろしい存在の象徴だ。お前たち人間は、殺戮、飢饉、伝染病、あるいは地震、洪水などの大惨事の背後に、オニというこの世のものではない存在を仮想してきた。そして、共同体の秩序を脅かすものとして「他所者」や「異人」にも重ねた。 イエの中は八百神でいっぱいだ。板の間には神棚、畳の間には仏壇があり、最も低い土間には土地の精霊がいる。後塵を拝した他所者は、まさに「オニはソト」だ。そこにノコギリヤネが現れた。お誂えむきに、ノコギリヤネの窓はカミたちの忌み嫌う北向きと来ている。他所者のあいつには格好の棲家となった。 ●ついでに、もう一つ教えてやろう。ニワは、土間を意味する。ウチとソトをつないでおり、農家では朝や夜の仕事場となる。農家のソトは、現代では庭を意味している。土間は、「ニ」という赤土、あるいは石灰を混ぜてシックイにして地面を突き固めてつくる。そして、丸く車座になって農作業を行うのが「ワ」の状態だ。儀礼、政を行う場もニワにつながる。 ●かつて、東の地に政(まつりごと)を司るニワがあった。時を経て、一宮の中心で「市場/市庭(イチバ)」というニワが開き、多くのヒト、モノ、カネを呼び込む場となった。 ---- ノコギリアン文庫 断章“ノコギリヤネのある風景” https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm ------- ノコギリアン・ガッカイ 2022 『私(ム)が開いて(ハ)、〈公〉になる』 会期:2022.12.15 - 2023.1.19 https://36way.net/nag/nag2022.htm 添付画像【1198_2022-11-16_21-35-03.jpg : 64.5KB】

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[1197] リーフレットが仕上がってきました。  aoki@dwks  - 2022/11/15(火) 21:39:46 -

ノコギリアン・コウバにて配架しています。 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/kouba.htm ---- ノコギリアン・ガッカイ 2022 https://36way.net/nag/nag2022.htm 『私(ム)が開いて(ハ)、〈公〉になる』 会期:2022.12.15 - 2023.1.19 会場:ノコギリアン・コウバ 主催:ノコギリアン・コウバ、二坪の眼 添付画像【1197_DSC_5792-01.jpg : 0.6MB】添付画像【1197_DSC_5794-01.jpg : 0.9MB】添付画像【1197_DSC_5793-01.jpg : 1.2MB】

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[1196] 木曽川という“ギフト”(その7)  aoki@dwks  - 2022/11/15(火) 11:10:11 -

・木曽川という“ギフト”(その7) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20210303_noko-fukei-7.pdf 【マスミダカラス語録】抜粋 ●木曽川の水質か。それは、ひとつの要因に過ぎない。これほど織物がひとつの“業”として繁栄が続いたのは、オマエたち人間の力だけによるものではない。オマエたちには見えない力が働いているのさ。教えてやろうか。それは、木曽川が“龍”だったからだ。 ●以前、「尾張は木曽川の賜物だ」と言ったことを覚えているか? 真意は、尾張の大地を含む全てが、木曽八龍の“気”(エネルギー)によって創造されたものということさ。オマエたちの命も木曽八龍が育んだものだ。 それは、木曽八龍の“ギフト”だ。 ●川島の三派川の地下深く、静かに眠っているよ。百年前ぐらいまでは、まだ姿を見せていた。 そういえば、昭和初期の導水工事、あれは川底から川堤下を潜水湧水して来る水を集水したと言われている。それは、まさに龍の発する“気”(エネルギー)の満ちた水だな。 ●真清田神社の祭神がいろいろと変わってきたことは知っているだろう? 明治以降は、天火明命で落ち着いたようだが、大己貴命、国常立尊、天照大神、月読命、大龍神と多様だ。その中で、魂を持った存在は、大龍神だけだった。あとは、権力のシンボルとしてのカタチだけだ。まあ、カラッポだから便利に使えるわけでもある。 モノが産み出される背景には、土地の霊力(ゲニウスロキ)が関わってくる。これは万国共通だ。木曽川の近くに無数の織物コウバが生まれ、現在の使われ方を問わず、まだ数多く残っているのは、まさに木曽八龍の霊力ではないか。 ●いや、違う。人間と違って、木曽八龍は純粋な存在だ。呪いをかけるようなことはしない。そのガチャ万の呪縛とやらは、オマエたち自身がかけているのじゃないか。一時の成功、繁栄に引き摺られるあまり、足元の大地が見えていない。木曽八龍がもたらしたものは、呪いじゃなく、ギフトだ。それに対して、オマエたちは何をした。国営公園としてまつりあげ、体よく利用している。いつも受け取るばかりだな。ギフトは、“毒”でもあることを覚えておけ。 ---- ノコギリアン文庫 断章“ノコギリヤネのある風景” https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm ------- ノコギリアン・ガッカイ 2022 『私(ム)が開いて(ハ)、〈公〉になる』 会期:2022.12.15 - 2023.1.19 https://36way.net/nag/nag2022.htm 添付画像【1196_2022-11-14_21-30-27.jpg : 64.2KB】

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[1195] “コウバ”としてのノコギリヤネ(その6)  aoki@dwks  - 2022/11/14(月) 21:09:36 -

・“コウバ”としてのノコギリヤネ(その6) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20201209_noko-fukei-6.pdf 【マスミダカラス語録】抜粋 ●その数にどんな意味がある? オマエが執心するノコギリヤネは、その多くがもう役に立たないお荷物になっているんじゃないのか。使われないまま。 ●「オワリの始まりか」 ●このオワリの大地(濃尾平野)は、扇状地、自然堤防、後背湿地、デルタといった基本的な地形が揃った見事な平野だ。オワリはまさに木曽川の賜物だよ。オワリの人間たちは、ここに生活の舞台を築いてきた訳だ。織物業の勃興もその一つだ。近代に入り、農村は、“工村”と見紛うほどになる。まさに、ノコギリヤネが創り出した風景だな。 ●100年前、50年前、現在か。始原、増大、そして消滅するノコギリヤネの大きな変化の局面だな。オマエが作ったその重ね図は、まさに断層図だ。微妙にズレ、ぴったりと重ならない。大地変動で地層がズレるのと同じさ。木曽川が作った自然堤防上に人が居つき、村からまちへ、そして都市へと成長してきた。でも、そこには生活のズレが生じる。ノコギリヤネは、その狭間で、この地域独自の風景を見せてきたのかもしれないな。そうだとすれば、これからの消滅という局面で、ノコギリヤネはどういう風景を見せてくれるのかな。楽しみだな。 ●いや、それは、オレにもわからない。代わりに、こんなものを見せてやろう。オマエが「星の数ほど」と例えたノコギリヤネ大星群だ。 ●一説には、工場の「工」には、二本の横棒を「天」と「地」で表し、縦棒がそれを結びつける「人」の営みを表すという由来があるという。そして、「公」の語源は、「私(ム)を開く(八)」だ。オマエたちの「公」は、オオヤケであり、「私」を排除している。 “みんな”というならば、英語のパブリックのように「私」を包み込んだ本来の「公」が大切ではないのか。 ---- ノコギリアン文庫 断章“ノコギリヤネのある風景” https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm ------- ノコギリアン・ガッカイ 2022 『私(ム)が開いて(ハ)、〈公〉になる』 会期:2022.12.15 - 2023.1.19 https://36way.net/nag/nag2022.htm 添付画像【1195_2022-11-14_00-43-18.jpg : 75.7KB】

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・オワリの大きな“からっぽ”・一宮(その5) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20200923_noko-fukei-5.pdf 【マスミダカラス語録】抜粋 ●これは、真清田神社が燃えているところだ。アメリカ軍による空襲だよ。いやはや、情け容赦ないな。カミサマまで焼いちまう。しかし、身震いするほど神々しいだろ? ●いまお前が見ているのは、上空から見た焼けた一宮の市街地だ。 どうだ、まちが“からっぽ”になるっていうのは凄いだろ。いま、商店街が空洞化したなんて言っているけれど、本当の“からっぽ”っていうのは、そんなもんじゃねぇ。全て無くなっちまうんだよ。これまで積み上げてきたものも、これから生きていくすべさえな。 ●一時は、“からっぽ”になった一宮の中心が、上から見る限り、今じゃこんな立派になったじゃねーか? まあ、空き地は増えてきたけどな。でも、もともとが詰め込み過ぎなんだよ。できれば、オレたちの寝ぐらの森をもっと広くして欲しいもんだな。 ●カミサマだって? そんなものは元々いないんだよ。神社なんて、“からっぽ”の器さ。何もないところに、人々の思いが籠り、それが大きな力を溜め込む。呼び込んだんだよ、作り上げたんだよ、戦後の苦しい生活の中から、一宮の人たちの心がな。その結果がガチャ万なのさ。 “からっぽ”は使い方次第だ。そこから生まれる力は大きい。それを見せてやるよ。 ●いま見ているのは、真清田のからっぽから生まれたものだ。からっぽ、ウツホ、ゼロ・・・みんな同じだ。それは、何もないのではなく、何ものにもなる始まりのカタチだ。だから、モノ、人が集まる。一宮とは、“市の宮”だな。だけど、“市=イチ”は、始まりに過ぎない。大事なのはその後だ。イチからマチをどうつくるか。勢いだけじゃダメだ。やがて失速し、元に還るだけだ。ガチャ万がそうだった。戦争特需(朝鮮戦争)という偶然に始まり、経済成長の波に乗ることができた。しかし、その先に何が描かれた? 後世に誇れるまち、地域を残せたのか。 ●そうか・・・。お前に見せたいものがある。 ●尾張の大地は、太古の時代から、美濃を含めた広がりの中でつくられてきた。縄文人やその先住民は東部の丘陵地に住み着き、尾張を支配した尾張氏は、熱田の台地に拠点を構えた。なぜ、木曽川の乱流する無防備な平坦地に尾張の“一宮”があると思う? 教えてやろうか。それは、虚構だよ。オワリ開闢の壮大なフィクション。ヤマト国と同じく、尾張の国は尾張氏はじめ多くの部族・氏族の連合体だ。それをまとめるために、美濃を含めた広大な大地の真ん中に強大な“からっぽ”を据えたのさ。 真清田神社の創建は、神武三三年三月三日。この“からっぽ”が、“オワリの始まり”となる。 ---- ノコギリアン文庫 断章“ノコギリヤネのある風景” https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm ------- ノコギリアン・ガッカイ 2022 『私(ム)が開いて(ハ)、〈公〉になる』 https://36way.net/nag/nag2022.htm 会期:2022.12.15 - 2023.1.19 添付画像【1194_2022-11-14_00-16-06.jpg : 59.7KB】

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[1193] マスミダカラスかく語りき  aoki@dwks  - 2022/11/13(日) 13:30:01 -

・マスミダカラスかく語りき 『オワリの大きな“からっぽ”・一宮』(その5)から登場 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20200923_noko-fukei-5.pdf 断章“ノコギリヤネのある風景” https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm ---- archive https://bit.ly/3dNNB1M 添付画像【1193_DSC_5770.JPG : 150.7KB】添付画像【1193_DSC_5771.JPG : 265.8KB】添付画像【1193_DSC_5769.JPG : 132.9KB】

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[1192] 16cell-color  aoki@dwks  - 2022/11/12(土) 23:51:51 -

これはナンだろう? ---- ノコギリアン・ガッカイ 2022 https://36way.net/nag/nag2022.htm 『私(ム)が開いて(ハ)、〈公〉になる』 会期:2022.12.15 - 2023.1.19 会場:ノコギリアン・コウバ 主催:ノコギリアン・コウバ、二坪の眼 ・https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/kouba.htmhttps://div.36way.net/ad138/nitsubonome/ 添付画像【1192_16cell-color.jpg : 44.9KB】

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[1191] リーフレットのデザインが完成しました。  aoki@dwks  - 2022/11/11(金) 20:18:23 -

ノコギリアン・ガッカイ 2022 https://36way.net/nag/nag2022.htm 『私(ム)が開いて(ハ)、〈公〉になる』 会期:2022.12.15 - 2023.1.19 会場:ノコギリアン・コウバ 主催:ノコギリアン・コウバ、二坪の眼 ・https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/kouba.htmhttps://div.36way.net/ad138/nitsubonome/ 添付画像【1191_2022-01.jpg : 0.8MB】添付画像【1191_2022-02.jpg : 215.9KB】

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ノコギリアン・ガッカイ 2022 https://36way.net/nag/nag2022.htm 2022年度展示会開催に向けて始動しました。 ただいま、準備中! 添付画像【1190_2022-10-17.jpg : 292.4KB】

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ノコギリアンから 「断章 ノコギリヤネのある風景 番外編(20220921)」 ■「のこぎり二」で開かれた二つの祝祭 が届きました。 下記ページにて公開しました。 ・20220921_noko_bangai.pdf https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220921_noko_bangai.pdf ---- 1.0825 の日常:「のこぎり二」というコミュニティ 2.0903「のこぎり二」のオニから聞いた話 1  サウンドインスタレーション:北條知子 https://tomokohojo.net/ 3.0903「のこぎり二」のオニから聞いた話 2  サウンドパフォーマンス:恩田晃 https://akionda.net/ 4.大きな祭のあとの「のこぎり二」の新たな日常 https://www.instagram.com/mhproject_nokogirini/ https://mhprojectnyc.com/ ---- 「木曽川」という「境界」。 「あいち2022」という国際芸術祭。 「祭り」と「日常」の「境界」。 https://www.instagram.com/mhproject_nokogirini/ 2022年9月3日に行われた「mhproject」(のこぎりニ)が主催するサウンドインスタレーションに臨場したノコギリアン。 ・北條知子 https://tomokohojo.net/  ・恩田晃  https://akionda.net/  そこでノコギリアンは、のこぎりニに棲む「オニ」の話を聴いたようだ。 ・ウチから音を発するということによって、ウチから開いていくということ。この「ウツホ/からっぽ」から発する音によって。 ・境界に踏み込むことで、開くことができるのかもしれない。例えば、呪縛を解くために。 そして、新たな日常が始まる...と。 『 機織り唄の釣鐘と西洋のベル。それは「ウツホ」から音を発するもの。ソトからの力ではなく、ウチから生まれる日常の力。新たな開き方の可能性を見たように思う。「のこぎり二」の第二幕の始まりである。 』 さて、国際芸術祭「あいち2022」は、10月10日に幕を閉じます。 「ひょうたんから駒」を期待したい。それは「萃点」。 ---- ▼美術の役割を考察するノコギリアン ・ノコギリヤネ・トライアングル https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220406_noko-fukei-11.pdf ・寓話「ノコギリヤネのつくる星座のまち」 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220707_noko_bangai.pdf ・ミノ/キソガワ/オワリ https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220815_noko-fukei-12.pdf 添付画像【1188_nokof-20220912-bangai.jpg : 141.9KB】添付画像【1188_2022-09-22_19-06-43.jpg : 206.7KB】添付画像【1188_2022-09-22_19-23-04.jpg : 160.3KB】

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[1187] 「ミノ/キソガワ/オワリ」(その12)  aoki@dwks  - 2022/08/17(水) 12:21:17 -

ノコギリアンから「断章“ノコギリヤネのある風景”その12」 ■「ミノ/キソガワ/オワリ」 が届きました。 下記ページにて公開しました。 ・ノコ風景12 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220815_noko-fukei-12.pdf ---- 1.ミノ・オワリを分けるキソガワ 2.「身の終わり」からの始まり 3.木曽川を挟む「ミノ・オワリ生命共同体」 4.木曽川から始まる風景のメタモルフォーゼ 5.○エピローグ:のこぎり二に開けられた“円空” ---- >> (その12・エピローグより) 77年前の8月15日。この国の多くの「身の終わり」を招いた太平洋戦争が終決した。 「身の終わり」というフレーズは両義性を持つ。残された「こころ」の行方が気にかかる。ちょうどお盆を迎えて、魂、霊が帰ってくる。円空さんは、身を失った「こころ」のために仏像を彫っていたのだろうか。 「身の終わり」の向こう側にあるもの。本体のなくなったノコギリヤネの「こころ」。 << 「美術」が役割するものとは? そんな“問いかけ”の読後感でした。 これまでの文調とはナニかが違う。 「予感」?...それは静かな密やかな確実な手応え。 『木曽川という“境界”』

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https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220707_noko_bangai.pdf ■ノコギリヤネ星群 のこぎり二は、今夏開催の国際芸術祭「あいち 2022」(7.30-10.10)の主要会場のひとつとなっている。参加アーティストの一人である遠藤薫氏は、3月から、のこぎり二で制作を始めており、先行的に個展やイベントを展開されている。 その制作活動の一環として、昨夏から一宮の「リサーチ」を始められ、一宮 CATV(ICC)のインタビューにおいて、そのリサーチを踏まえて、「一宮は星座のまち」と語っている。七夕はじめ関連するものがまちの中にあるという意味合いであったと思う。 アーティストは、時に私たちには見えないものを見せてくれる。「星座のまち」には、私たちが七夕などから連想する以上のもの、そして、このまちの未来を考える問題提起が潜んでいると思う。 かつて「ノコギリヤネのある風景」で、一宮に残存する 2,000 余りのノコギリヤネを星に喩えたことがある(その2、その6)。のこぎり二の上空の夜空にはノコギリヤネ星群。今回、遠藤氏が発した「星座のまち」のフレーズによって、思いがけないノコギリヤネの星空探索へと誘われた。 ---- その2: https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/0131_noko-fukei-2.pdf その6: https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20201209_noko-fukei-6.pdf ==== 国際芸術祭「あいち2022」参加アーティスト「遠藤薫」氏の視点に触発された「ノコギリアン」。 “番外編”を書かずにはいられなかった。 「地図」=「星図」 そして、のこぎりニを訪れる「迷い人」の存在。 『「迷い人」は、ここに自身の出口を求めて彷徨いこむようだ。そして、何かを見つけて出て行く。それは出口ではなく、入口となるのだけれどな。』 「星図」=「星座」を案内する“まれびと”(アーティスト) “星座のまち”、そこに“生きる力”を見つける「迷い人」。 『 一宮は星座のまち。夢あふれる魅力的なフレーズである。耳障りの良さに、一宮の人たちは喜ぶだろう。しかし、ことばは両義性を持つ。共同体の外からやってくる「まれびと」のことばは、どのように届き、どのように受け止められるだろうか。 』 ==== のこ座1103 備忘録「ノコギリ屋根には鬼が棲む」: http://nokogiri2.com/events/20171103/nokoza14_report.pdf その11: https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220406_noko-fukei-11.pdf その7: https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20210303_noko-fukei-7.pdf ---- 遠藤 薫 | 国際芸術祭「あいち2022」 https://aichitriennale.jp/artists/endo-kaori.html https://www.kaori-endo.com/ 添付画像【1186_2022-07-08_00-03-07.jpg : 100.3KB】添付画像【1186_nokof-20220707-bangai.jpg : 91.5KB】添付画像【1186_2022-07-07_23-40-26.jpg : 82.5KB】

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ノコギリアンから「断章“ノコギリヤネのある風景”その11」 ■「ノコギリヤネ・トライアングル」 が届きました。 下記ページにて公開しました。 ・0212ノコ風景11 - 20220406_noko-fukei-11.pdf https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20220406_noko-fukei-11.pdf ---- 1.ノコギリヤネの原風景/工村あるいは機業コミュニティ 2.「オワリ」という“生命共同体”の誕生 3.共同体のギフト 4.ノコギリヤネに受け継がれる“生命共同体” 5.○エピローグ:辺境あるいは隅の風景へ ---- 生命共同体という新語? 生命共同体は「Life community」と訳すらしい? 運命共同体とは違った新鮮な響き 「家族」という言葉の背景を大きく広く視野した拡大語? 「オワリ」への大きな楔が入った「その11」 これまでのいくつかの「断層(章)」を参照していく手法もおもしろいテクニック。「断章のWeb(蜘蛛の巣)化」 =作品が脚注? =脚注が作品? それは「思考回路」そのもの。 “断章”だからこそできる? あるいは「夢の成り立ち」となる任意の結合遊び? 振って振られて渦の中。 それが「粒子」の対称性回転? シュールな作風が新境地か。 ノコギリアンもまた、遠藤薫氏の作品を遠く神奈川から眺めていた。 ・滞在制作・展示『羊と眠る』(あいち2022プレ展示) https://www.kaori-endo.com/post/works-exhibition-202203 ---- (その11・エピローグより) のこぎり二は、国際芸術祭「あいち 2022」(7/30-10/10)の会場のひとつとなっている。オワリの辺境の地、ノコギリヤネという辺境の空間で開催される「あいち 2022」。このギフトはセカイに開かれている。私たちは何を受け取るだろう。 そして、贈与は、返さなければいけない。断ち切ってはいけない。 ---- 添付画像【1185_nokof-11.jpg : 38.5KB】添付画像【1185_2022-04-12.jpg : 271.6KB】

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https://36way.net/page1/010/20220218.htm 2022年2月18日金曜日15時、記念すべき「第一回:ゆたきんトーク」をゆたかふぇにて開催しました。ゲストに一宮市在住のスリランカ人をお招きし、他2名の参加者を交えて4名での意見交換の場となりました。 Yut@cafe(@yutacafe.kagoya) https://www.instagram.com/yutacafe.kagoya/ 副題:「スリランカと日本」 スリランカってどこ?って人はwikipediaをご参照ください。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AB スリランカ人の氏曰く ・少年時代にテレビで「おしん」を見て感動し日本に興味を持った。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%97%E3%82%93 ・日本に来て5年、一宮市在住歴1年。日本語検定2級取得。 ・日本人は時間の約束をしっかり守る。これはとてもいいことだと思う。 ・スリランカでは、日本で暮らしたことが無いスリランカ人に日本を教わった。 ・スリランカ人が日本に来て、日本に馴染めなくて国に帰った人たちもたくさん居る。 ・私は、日本に来て、日本を見聞きして日本を学び、ほんとうの日本(人)をスリランカの人たちに伝えたい。 氏の日本語は流暢だった。 ただ、食事に関しては好き嫌いがあって、日本の外食に馴染めないところも多いと言う。 たとえば、カレー。スリランカのカレーと日本のカレーは違う。だから、自炊することが多いと言う。カレーに使うスパイスなどは身近に入手することができなくて、日本のスリランカ食材の専門店からネットで取り寄せるらしい。 氏が自炊したスリランカカレーの写真をスマホ画像で紹介してくれた。料理は得意なようだ。日本の食材にも興味を持ち、今は「水菜」にハマっているらしい。スリランカに似た食材があるのだと言う。 『日本のみなさんにも、私のスリランカカレーを食べて欲しい。でも、アオキさんはダメね。辛いのはダメね。(^^)』 『辛くない、甘口のスリランカカレーをお願いします!』by aoki.(オレはほんとうの“日本人?”だろうか....) 20220220 添付画像【1184_20220218-01.jpg : 344.6KB】

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[1183] ゆたきんトーク【二坪の眼】:20220218  aoki@dwks  - 2022/02/12(土) 09:47:42 -

■ゆたきんトーク【二坪の眼】 https://36way.net/page1/010/20220115.htm 『“思考の表現”と“表現の思考”』 副題:スリランカと日本 ・一宮市在住のスリランカ人(日本語検定2級)をお迎えして、スリランカと日本の文化(生活様式)について考察します。 ・「スリランカ」って、どこ?てなところからはじまります。 ■会期:2022.2.18(金)15時から ■会場:ゆたかふぇ(1オーダー) https://www.instagram.com/yutacafe.kagoya/ ■主催:二坪の眼 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/ ■参加/問合:二坪の眼フォームメール https://36way.net/fmail/36mail.htm ■「二坪の眼」までの交通(名鉄バス)案内 https://36way.net/page1/009/20220108.htm

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[1182] ノコギリアン・コウバ 第2号:制作物一覧  aoki@dwks  - 2022/01/31(月) 11:40:03 -

ノコギリアン・コウバ 第2号:制作物一覧 “コウバという萃点”工場・公場・交場・考場… 『ノコギリアン・コウバ 第2号:制作物一覧』が届きました。 制作:ノコギリアン 協力:二坪の眼 2021年に展開された記録 ・ノコギリアン文庫 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/ ・ノコギリアン文庫フェア2021 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/_ex/Fair2021/ ・ノコギリアン文庫フェア2021:シンポジウム https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/_ex/Fair2021/symposium-2021_1.htm ・ノコギリアン・ガッカイ https://36way.net/nag/ これらの活動の総集編(ダイジェスト)としてまとめられたリーフレットです。 ノコギリアンが制作するリーフレット。 それ自体がアート作品です。 ・記録を残す ・記録を整理する ・記録を蓄積する ・記録を踏まえる「未来」 どこへ向かっているのだろう....? ・kouba_ノコギリアン文庫(工場“コウバ”から 公場“コウバ”へ) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/kouba.htm 添付画像【1182_20220131-001.jpg : 0.9MB】添付画像【1182_20220131-002.jpg : 1.2MB】添付画像【1182_20220131-003.jpg : 2.3MB】

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ノコギリアンから「断章“ノコギリヤネのある風景”その10」番外編 ■エキノコ綺譚:ネコの眼・ノコの眼 が届きました。 下記ページにて公開しました。 ・1215エキノコ綺譚 - 20211215_ekinokokitan.pdf https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20211215_ekinokokitan.pdf ---- 綺譚(奇譚)とは不思議な話を意味する。「綺」は、古代日本の幅の狭いひも状の織物で、横糸に色糸を用いて縞を織ると云う。エキノコ綺譚は、玉ノ井駅に隣接するノコギリヤネ(エキノコ)において、エキノコのオーナーを経糸とし、交錯する人たちが横糸となって紡がれる物語である。それは、永井荷風の小説『&#28665;東綺譚』が墨田川(隅田川)東岸の私娼窟、玉ノ井を舞台としたように、木曽川東岸・玉ノ井の「ラビリンス(迷宮)」を舞台に展開される。 ---- ノコギリアン曰く、 『 今回の手記は、構想して、書いている時間がとても楽しかった。 』 2021年12月9日(木曜日)、 ノコギリアンは、「エキノコ玉ノ井」で開催(2021.11.23-12.12)されている家原利明氏の展示作品「こわすのは、かんたんだからね」を観賞した。 ・日進月歩の亀がごとく: 『こわすのはかんたんだからね』制作記録 https://aoaocuq.blogspot.com/2021/12/blog-post.html この時に交わされた家原氏との対話を「ネコの眼」から描いている。 「ネコの眼」と「ノコの眼」に込められたメッセージ。 ・nokoyane_ノコギリアン文庫 https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/nokoyane.htm 添付画像【1181_2021-12-17_09-23-58.jpg : 169.2KB】添付画像【1181_2021-12-17-00.jpg : 345.9KB】

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[1180] “ゆたかふぇリーフレット”『第ニ弾』  aoki@dwks  - 2021/12/10(金) 12:10:34 -

ノコギリアンがつくった不思議な“ゆたかふぇリーフレット” 『第ニ弾』 A4版からA5版観音開きを経てA7版Bookへと変幻する ・kouba_ノコギリアン文庫(工場“コウバ”から 公場“コウバ”へ) https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/kouba.htm 添付画像【1180_2021-12-10-00.jpg : 396.6KB】

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