バトンプロジェクト:二坪の眼-掲示板

-思考実験工房-
主催:DWKS (バトンすべきものは何?)

▼Topics

●ノコギリアン・ガッカイ 2023
『ノコギリヤネ・コウゲンガク』
https://36way.net/nag/nag2023.htm
会期:2023.12.21 - 2024.2.29
会場:ノコギリアン・コウバ
主催:ノコギリアン・コウバ、二坪の眼
展示:Koubas_Only(Natty & Colin)
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・ノコギリアン文庫
断章“ノコギリヤネのある風景”

【考察】:ノコギリアン文庫『断章“ノコギリヤネのある風景”』


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[530] ■ノコギリヤネのある風景 aoki@dwks 2019/11/10(日) 23:41:46 [添付]

[534] 「インスタ・ウォール」という試み aoki@dwks 2019/11/11(月) 13:42:29 [添付][添付]
[535] 『ノコギリヤネ・ウツホモノガタリ』 aoki@dwks 2019/11/11(月) 21:20:05
[543] 【のこぎりニ論】 aoki@dwks 2019/11/15(金) 21:58:33
[545] 「タマノイノコ紙芝居」 aoki@dwks 2019/11/17(日) 00:50:29 [添付][添付]
[555] 「ノコギリヤネ・インスタローグ」 aoki@dwks 2019/12/02(月) 21:38:14 [添付]
[556] Re(1):「ノコギリヤネ・インスタローグ」 aoki@dwks 2019/12/03(火) 01:04:44
[567] 「インスタローグまとめ2」 aoki@dwks 2020/02/13(木) 08:17:52 [添付]

[534] 「インスタ・ウォール」という試み  aoki@dwks  - 2019/11/11(月) 13:42:29 -

今枝忠彦氏の手記:“タマノイノコ”に見る風景の予感 -「ガチャ万」の呪縛を解く- ・タマノイノコ - 1031_tamanoinoko.pdf PDF:https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/lib/1031_tamanoinoko.pdf この中で「インスタ・ウォール」という試みがなされている。 ・玉ノ井インスタ・ウォール ・Superb mandara これは、手記の中に記述されている「20XX 年の風景:“フォリー”としての“織壁”」(頁5)を読み解く参考イメージ図として役立つだろう。 以下、当該箇所を転載。 ●20XX 年の風景:“フォリー”としての“織壁”  タブララサを前に、白昼夢に落ちる。いつか来たことのあるまちなのだろうか。懐かしさを感じる。不思議なまちである。いたるところで壁を見かける。建物の壁だけが建っているのである。錆び付いたトタン板をまとった壁もある。消えかかった模様らしきものが残る板壁もある。新しい建物の壁に組み込まれた古い壁もある。銘板が付されたものを見ると、2020 年代に作られたものが多い。聞くところによれば、20 年代初頭、この地域でアートイベントがあったらしい。古びたのこぎり形状の屋根の建造物(それは小さな工場や倉庫に使われたり、あるいは放置されたものもあったらしい)の壁にペインティングを施すものであったという。なぜかそれ以上の詳しい記録が残っていないらしい。  しかし、それをきっかけとして、古びて使われなくなった建物の存在に気づく人たちが現れた。そして再利用されるものも出てきた。そして、建替えたり、撤去する際に、古い壁の一部をそのまま残したり、新しい建築物の壁面に組み込んだりする動きにつながった。“織壁”と呼ばれた。もともと、テキスタイル(染織)の工場であったことに由来している。当時、ノスタルジーと揶揄される向きもあったらしい。織物は縦糸と横糸で作られる。縦糸を流れる時間に、地域の人たちのつながりを横糸に喩えて、連綿と続く人々の暮らしの記憶を“織壁”に託したのかもしれない。土地や家族に対する思いが織り込まれている。まさに、“プライド・オブ・プレイス(pride of place)”である。ある銘板には、「頑強な祖父に見守られて 2021」と刻まれていた。  “フォリー”(folly)と呼ばれる建築がある。「西洋の庭園などにみられる装飾用の建物で、居住や雨風をしのぐといった用途がまったくないもの」(Wikipedia)である。まさに、“織壁”はフォリーではないか。装飾という概念は、のこぎり屋根建築には最も縁遠いもののように思える。のこぎり屋根工場は、合理性、効率性の最たる建築であろう。しかし、“織壁”は、何の役にも立たないものではない。この地域の人たちの誇り、プライドである。だから、こうして、人々の営みが続いているのだ。現代風に“織壁”を考えてみた。「玉ノ井インスタ・ウォール」。インスタはインスタレーションであり、インスタグラムのインスタント。Instant には、「傍に立つ」という意味があるらしい。人々の暮らしにそっと寄り添うように。(しかし、「現代風」というのは、いつのことなのか・・・) ---- 以上。 添付画像【534_2019-11-11_13-24-34.jpg : 205.0KB】添付画像【534_2019-11-11_13-26-19.jpg : 226.9KB】

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[535] 『ノコギリヤネ・ウツホモノガタリ』  aoki@dwks  - 2019/11/11(月) 21:20:05 -

『ノコギリヤネ・ウツホモノガタリ』 第14回のこ座報告書:『ノコギリヤネ・ウツホモノガタリ』 http://noko.webcrow.jp/events/20171103/nokoza14_report.pdf 2017年11月3日。今枝氏は、この日“第14回のこ座”を主催している。 その際の報告書が『ノコギリヤネ・ウツホモノガタリ』としてまとめられている。その2年後、氏は“タマノイノコ”に見る風景の予感 -「ガチャ万」の呪縛を解く-と題して「ノコギリヤネのある風景」という手記を走らせた。(https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/lib/1031_tamanoinoko.pdf) 『ノコギリヤネ・ウツホモノガタリ』の冒頭を転記しておきます。 ---- 「ものづくり」と「まちづくり」は表裏一体、不即不離。それを結びつける「ものがたり」。「起・産業コミュニティ」は、“ノコギリヤネ”のひとつの「ものがたり」である。いま、“ウツ(空)”・“ウツホ(空洞)”となった多くの“ノコギリヤネ”。その再生には、あらたな「ものがたり」が必要だ。二連・三連を主体とした“ノコギリヤネ”。それは「家内制手工業」の現場であり、「家族」と「仕事」という大きなテーマを内包する。ここから“ノコギリヤネ”の新たな「ものがたり」を紡いでいこう。称して、「ノコギリヤネ・ウツホモノガタリ」 ---- 今後、今枝氏が展開する“モノガタリ”。 これを「のこぎり屋根の下で」で追いかける中、多くの新しい“モノガタリ”が誕生することを期待しています。 ご意見、ご感想など、お気軽にお寄せください。 https://div.36way.net/bbs/brd.cgi?cmd=one;no=530;id=ad138 https://bit.ly/36PlwPz

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[543] 【のこぎりニ論】  aoki@dwks  - 2019/11/15(金) 21:58:33 -

1214のこぎり二論 - 1214_nokogiri2ron.pdf https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/lib/1214_nokogiri2ron.pdf 今枝氏(ノコギリアン)が、-2018.12.14-に記した手記です。 以下に一部を抜粋します。 ---- ●のこが開く/ひとりひとりと世界の関係性を変える。 平松さんとの出会いは3年程前に遡ります。一宮市民活動支援センターで開催された、「ダレデモまちづくり わいがやミーティング」というシンポジウムでした(2016.1.29)。ワタシは、パネラーのひとりとして参加していました。まちづくりの重要性は認めつつも、なんでも「まちづくり」と呼ぶ風潮、行政サイドの姿勢、制度化された閉塞性、そして何よりも、まちづくりそのものが主体性を欠いていることなど、かなり批判的な視点から話をしたと思います。これでは、ミーティングのテーマに真っ向から反対していますね。30年近く、この分野に携わりながらも、まちの再生、活性化という安易な思考への抵抗感、現場での無力感などによる苛立ちもあったかもしれません。ワタシからの投げ掛けは、ノコギリヤネが集積する「起」から、新たな「共同性」を探りたい。部外者は勝手なことを言うものです。ミーティングそのものは活気を帯びたものでしたが、一夜限りという側面は否めませんでした。ノコギリヤネのオーナーである平松さんにどう映っていたのか。その日は、ミーティング終了後に挨拶を交わしただけでした。「のこぎり二」の存在もまだ知りませんでした。しかし、「のこぎり二」は、そのひと月前に最初の展示会である「のこぎりと蔵展」を開催しており(2015.12.30)、既に、活動を始めていた訳です。そして、「のこ鬼」から「のこ座」案内が届いたのは、出会いからおよそ十ヶ月後のことでした(2017.10.11)。 -2018.12.14- ---- 以上。 ここで今枝氏は平松氏との出会いに触れています。 その出会いが、今枝氏を「ノコギリアン」に変えた。 「ノコギリアン」は「まちづくり」の専門家でありながら「まちづくり」を否定する。では、「ノコギリアン」が提唱する“まちづくり”とはどんなものなのか? 「ノコギリアン」の目覚めはおよそ10年前に遡るらしい。 東京勤務の最中、地元(一宮)の“のこぎり屋根”について取材された新聞記事に目が留まった。そこには“のこぎり屋根”の大きな写真が掲載されていた。「ノコギリアン」は、その写真から『音が聞こえた』と言う。 そして、10年。 「ノコギリアン」の元に“のこぎり屋根”から“招待状”が届く。 このあたりの経緯を、今枝氏は先日の「のこぎり屋根の下で vol.26」で多くを語ってくれました。[#541]

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[545] 「タマノイノコ紙芝居」  aoki@dwks  - 2019/11/17(日) 00:50:29 -

今枝氏作:“タマノイノコ”に見る風景の予感 -「ガチャ万」の呪縛を解く-(紙芝居/インスタグラフ版) ・タマノイノコ紙芝居 - 1114_tamanoinoko_kamishibai.pdf PDF:https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/lib/1114_tamanoinoko_kamishibai.pdf 今枝氏から「タマノイノコ紙芝居」が寄せられました。 この資料(氏はこれを“紙芝居”と呼んでいる)は、過日の「のこぎり屋根の下で Vol.26」[#541]の席で今枝氏が自身の手記「タマノイノコ」を補足する上において作成・持参されたものです。 ▼目次: ○プロローグ:見慣れた風景が、 ノコギリヤネのある風景 に ●「玉ノ井散策」を追体験する ●20XX 年の風景: フォリー としての 織壁 ● ノコギリヤネのある風景 -「ガチャ万」の呪縛? ● のこぎりゼロ と のこぎり三 ●「玉ノ井・タウンキュレーション」 ○エピローグ:新世界への入り口 ▼タマノイノコ「あっ!」とランダム(ノコギリアン用語が愉快です) ・エキノコ ・ヒロバノコ ・トナリのノコ ・ミチノコ ・ニワノコ ・カワノコ ・ロジノコ ・オクノコ ・タカギノコ ・ソラノコ ・クラノコ のこぎり屋根が建つ周辺環境はさまざまです。それによって「のこぎり屋根」の見え方も変わってくるのでしょう。ノコギリアンは、そんな風景も含めて「ノコ」に固有の命名をして楽しんでいるようです。 まだまだ「ノコ」のバージョンは増えていくのでしょうね。(^^) ▼10頁(地名は右から左へと詠むこと) 「約100年前(1920年頃)の一宮市周辺」図が記載されています。 必見です!(1920年=大正9年) ・名鉄玉ノ井線の終着駅は玉ノ井ではなく「北方」です。 ・北方(愛知県)から笠松(岐阜県)へと木曽川に橋が架けられています。 ・濃尾大橋(愛知県・起<ー>岐阜県・羽島)の姿はありません。(渡し船だったんですね) 添付画像【545_2019-11-17_00-13-37.jpg : 91.8KB】添付画像【545_2019-11-17_00-29-33.jpg : 329.0KB】

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[555] 「ノコギリヤネ・インスタローグ」  aoki@dwks  - 2019/12/02(月) 21:38:14 -

ノコギリヤネ・インスタローグ(instant logue) インスタローグ0 - instantlogue-0.pdf https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/lib/instantlogue-0.pdf インスタローグ1 - instantlogue-1.pdf https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/lib/instantlogue-1.pdf インスタローグ2 - instantlogue-2.pdf https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/lib/instantlogue-2.pdf インスタローグ3 - instantlogue-3.pdf https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/lib/instantlogue-3.pdf インスタローグ4 - instantlogue-4.pdf https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/lib/instantlogue-4.pdf ノコギリヤネをめぐる 二人のおっさんの 主にSNSによる対話を アレンジした与太話 写真:二坪(二坪の眼) 文章:ノコ(ノコギリアン) 協力:HARUKAさん 添付画像【555_-00.jpg : 49.6KB】

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[556] Re(1):「ノコギリヤネ・インスタローグ」  aoki@dwks  - 2019/12/03(火) 01:04:44 -

インスタローグ4 - instantlogue-4.pdf https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/lib/instantlogue-4.pdf > ノコ:ドーナツは暫し中断。一枚の絵を思い出しました。精神科医をしている義弟のメンタルクリニックの待合室の壁に、香月泰男のリトグラフ『青の太陽』(3)が架かっています。 > 戦後、シベリアに抑留されていた画家で、「匍匐訓練をさせられる演習の折、地球に穴をうがったという感じの蟻の巣穴を見ていた。自分の穴に出入りする蟻を羨み、蟻になって穴の(2)底から青空だけを見ていたい。そんな思いで描いたものである。深い穴から見ると、真昼の青空にも星が見え るそうだ」と言っています。この寓話はいろいろな解釈ができそうです。 > 例えば、ノコギリヤネは人を誘い込み、外では見えなかったものが、中からあの窓を通して見ることができる。そこは、深ーい穴ならぬ、位相の異なる空間?何かを見ちゃった人は魅入られてしまう、ノコギリヤネに。巣穴に入る蟻を見ている視線が、蟻を通して、中から空の星を見ている。メビウスの帯、クラインの壷じゃないけれど、そこには「ねじれ」が発生する。無意識と意識が交差するというか・・・ いくつかのキーワードを拾ってみました。 ・入口と出口 ・ドーナツ ・クラインの壺 ・トポロジー(位相幾何学) ・振動 ・ねじれ ・メビウスの帯 のこぎり屋根内部をひとつの亜空間とした時、何が日常と切り離され、何が日常と繋がっているのか? 上に挙げたキーワードは、日常的なものもあれば、非日常的なものもある。でも、「インスタローグ」の中では繋がっているんだね。 繋がらないものが「繋がったり」。繋がっているものが実は「幻」であったり。そんなことを気付かせてくれるのが「のこぎり屋根」なのかもしれない。 「のこぎり屋根」という呼称は建物の外観からそう呼ばれるようになったのだろうが、歴史や特徴についてはWikipediaが詳しい。 のこぎり屋根工場 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%8E%E3%82%8A%E5%B1%8B%E6%A0%B9%E5%B7%A5%E5%A0%B4 ...つづく、かな。(^^)

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[567] 「インスタローグまとめ2」  aoki@dwks  - 2020/02/13(木) 08:17:52 -

表紙2 - instantlogue_matome-2.pdf https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/lib/instantlogue_matome-2.pdf インスタローグまとめ2 5.ツイストドーナツ 6.「ねじれ」からの、“縁起” 7.のこぎり二は、「まち」 8.渦・・宇宙〈ノコギリヤネ〉生命 episode・logue1:ハルカドーナツはこうして描かれた ---- ノコギリアンの筆が、走る!走る! 私は敢えて、それを“暴走”とは呼ばない。 のこぎり屋根に迫る勢いが成す“筆のダンス”だろう、これは。 「ねじれ」が産む“ひとり時間差”攻撃か?(^^) 添付画像【567_2020-02-13_08-06-46.jpg : 59.5KB】

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