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UPCOMING I SUMMER PROJECT 2023
“Me, The Timeless Self – within the Umwelt”
1000年生きた私―環世界のなかで
a site-specific interactive installation + performance
KEIKO MIYAMORI I 宮森敬子
僕は死んで 川に浮いている。
花ひらと混ざって 土になるんだ。
森のいきものたちに 僕のカラダをあげるため。
ある日 コナラの種がポトンと落ちた。
ふかふかの土になった僕の中で 出てきた芽。
僕は 小さな芽になるんだ。
30年たって 若い木に、
それから更に300年経って もっと大きな木になった。
森の生き物たちに ドングリをあげるため。
ある日 白いサギが巣を作った、
1000年もの歳月を経た枝で卵がかえる。
そして僕は 小さなひな鳥になったんだ.
▼aoki@dwksさん:
> I am dead and floating on the river.
>
> And my body is blending with flower petals to become a soil.
>
> So I can offer myself to the creatures in the forest.
>
> One day, a seed of a Quercus gilva fell
>
> On my fluffy soil and sprouted.
>
> And I am getting to the baby sprout.
>
> I am 30 years old and growing up in a young tree.
>
> And then 300 years old getting to a bigger one.
>
> So I can offer my dropped acorns to the creatures in the forest.
>
> One day, a white heron nested.
>
> On 1000 years old branch and the eggs hatched
>
> And I am getting to be a baby bird.
歌い手、パフォーマンス・アーティスト、シアター・アーティスト、コンポーザー
http://www.evaaine.com/https://mhprojectnyc.com/Me-The-Timeless-Self-within-the-Umwelt
中村愛音を迎えてアートパフォマンス
日時:2023年8月5日(土)19時
2023年8月6日(日)16時
声と体の可能性を、うた、おどり、即興、作曲、物語、衣から探求する。空間と体を聴き、決まった文法にとらわれない自由なうたとからだの表現を行う。アメリカで生まれ日米に育ったトランスナショナルな背景から、国や文化のボーダーを超え、また、体の内側外側をまたがった、ボーダーレスな芸術を生み出す。記憶、窓の外の音、体の中の詩(うた)をケアし、物語と、声と体の形を編みながらも、まだ見ぬ未知と新言語に向かい、パフォーマンスを変化させていく。蝉になったり、老人になったり、赤ちゃんになったり、水になったり、語り手になったりしながら。声と体という媒体から、複数形の在り方とケアが共存できるパフォーマンスをめざす。
略歴
近年のソロ代表作は、2022年ベネチア・ビエンナーレ発表の『Under an Unnamed Flower』、2022年ベルリンTheatertreffen発表の『Circle hasu We plant seeds in the spring of mountains』。米国に拠点を置きながら、ギャラテン・ギャラリー、ベルリン芸術大学、サンフランシスコThe Lab、ニューヨークAbrons Arts Center等、世界各地で作品を発表し、ワークショップも行っている。2021-2022年フルブライト・フェロー(ベルリン)。ニューヨーク大学「Leo Bronstein Homage Award」、ポーリン・オリベロス・ニュージャンル賞特別賞等を受賞。UC Berkeley作曲博士課程。
http://www.keikomiyamori.com/https://mhprojectnyc.com/Me-The-Timeless-Self-within-the-Umwelt
主に木炭を使って樹木の表面を和紙にfrottage(樹拓)し、その和紙をオブジェと組み合わせたり、透けるほど薄い和紙を層状に重ねた作品は、自身や家族の記憶、人間の儚さ、見えない表面の存在やつながり、存在の揺らぎを表現し、剥がれゆく樹木の表面を人間の人生に重ね合わせることで、人間存在についての問いを投げかけています。
今回の展覧会では、人間主体の世界観では捉え難い、生物それぞれが知覚する「環世界」を想像することがテーマとなっている。宮森は、私たちの肉体が異なる世界と交わった時、例えば千年という時間がどのように感じられるかを考察しています。また、この感覚が個人の記憶にどのような影響を与えるのかも探求しています。宮森作品は、和紙の持つ美しさだけでなく、人間の本質や関係性の複雑さに深く入り込み、独自の視点から現実を解き放ちます。それは感覚と思考の両方を刺激し、私たち自身と世界の理解を深めることを目指しています。
略歴
近年の個展は日系2世の祖母や家族をテーマとした2023年 『記憶の海ROSE のプライド』中村屋サロン美術館、2020年記憶と時間をテーマとした『Surfaces of Time』 ときの忘れも、東京、グループ展は2023年、ビッコウル展 ウンアン美術館 韓国、2020年エクソドスV、WhiteBOX、ハーレム、ニューヨーク、2003年、『DOMANI・明日』 損保ジャパン東郷青児美術館 東京、1997年 『VOCA97現代美術の展望新しい平面の作家達』 上野の森美術館、東京など多数。2010年度USA Fellowship in the Arts インディペンデンス財団、2008年Transformation Grant リーウェイ財団、2004年フレデリックマイヤー野外彫刻展大賞、1998年文化庁在外芸術家研修員 ペンシルバニア大学。 現在はニューヨークと横浜に拠点を置きながら、作品制作や発表を行なっている。