Page 40 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼展示完了から原始を想う。梅津 梅津 2015/07/15(水) 16:52:48 ┗Re(1):展示完了から原始を想う。梅津 aoki@dwks 2015/07/16(木) 19:13:03 ┗Re(2):展示完了から原始を想う。梅津 梅津 2015/07/16(木) 21:16:04 ┗Re(3):展示完了から原始を想う。梅津 aoki@dwks 2015/07/16(木) 23:32:10 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 展示完了から原始を想う。梅津 ■名前 : 梅津 ■日付 : 2015/07/15(水) 16:52:48 -------------------------------------------------------------------------
本日、一宮市木曽川資料館への作品搬入・設営完了しました。 お疲れ様でした! 想定より早く終わり、一安心です。 ひとえにご協力の方々のお陰です。 展示風景は予想よりいい感じにできたのが印象です。 高い位置に展示(今回、下から見上げるような展示方法で行っています) 空を見上げるような・・星を眺めるような・・・ 僕はものごとを考えだすと、単純化・シンプル化・最小化するような クセはあります。そのようなものに美しさを覚えることがあります。シンプルイズベストです。 僕の世代であれば、IT作品・映像作品などが個人レベルで制作可能な年頃です。ここ数年で自分の身の回りに一気に専門家が増えた、《建築》なども格好よくて実用的で人気ですね。漫画も人気です。他舞台などあるでしょうか。 しかし、僕はやっぱり 絵・一枚の絵 が好きです。高度な総合芸術ではなくて、プリミティブ・原始的なものが好きです。 kate i toe の作画の志向もそこにあります。 (単に見よう見まねのお洒落・ウケ狙いというわけではありません。シンプルが好きなのです。) 本もしかりで、小説より詩。 実用書より、古典書物。 そのように 根本 や 原始 に興味があるときにこんな本に出会いました・ ヒトはなぜ絵を描くのか 単行本 – 2001/7/17 中原 佑介 (著) 美術史の御三家の一人の著書です。 針生一郎氏・中原佑介氏・東野芳明氏 この本の中に書かれたこと、 古代の壁画は(ラスコーやアルタミラ等の美術史上、最古とされる作品ら) 真っ暗な洞窟の奥の方(制作作業しにくい場所)かつ 足組しないと制作出来なような高い位置に絵がある。 火を灯すには煙の問題もあり、どうそれを書くんだ?? (うる覚えなので謝りはあるかもしれません) 少なくとも、ヤギや動物など線で描かれた絵は見上げる位置にあったといいます。 壁画というのは(アートドッグズは携帯出来る壁画という設定と思いますが) 今回のアートドッグズには、《壁画》という要素を少し感じました。 古代の絵のあり方は 呪術・祈り・儀式(食うため・生きるため) の要素がはらんでいるといいます。 貨幣ができた時代から、力=武力=食べ物を取る力→資源→お金→お金持ち→権威→宗教→パトロン→国王→資本家、と繋がってきているだけで、アートには時代背景と食うことがリンクしてついてまわるのは昔から同じと思っています。 余談 史実にはのこっていませんが、この中原佑介氏の推測では壁画よりもっと古典的なアートが存在したといいます。刺青かボディペインティング(お祭りごとや狩りのときなどにパワーアップさせるおまじないなどではないかと思います。)などが最古ではないかと推測しています。ただ人の皮は氷漬けしないと現代にはなかなか残らないでしょうから、推測の域ではあります。 個人的に今回の展示を機に 原始 について改めて掘り返された感じです。 |
梅津さん、壁画設置作業お疲れさまでした。 > 個人的に今回の展示を機に 原始 について改めて掘り返された感じです。 「見方」「見せ方」によって「映り方」が異なってくる、という体感を今回は私も得ることができました。 今後、いろいろな巡回の中で様々な表情が期待できる楽しみができましたね。 |
この写真、とてもいいですね! 右に浅井長政、左に山之内一豊、センターに我々(←いいんかい!?) という構図も笑えます。 絵そのものからの所感もさることながら、 今回の設営はパズルが非常に綺麗におさまり、 かつ、想定以上の美しさを保てたのが気持ちが良かったです。 (いつもはその逆を行くことがほとんどですから・・・) "願い"を届ける方向というのは 空 というように 高い位置にある巨大な絵は、いいなと思いました。 起点が 地域の祭り という括りにあった為、 シンプルでローカルなメッセージングが 絵の中に込められていますが、本当は 市 というくくりではなく 人類共通 というところまで幅広げて行けたらいいなと思います。 この絵自体は、耐久度からみてあと2〜3年くらいが一杯ですが、 (プラダンの色が薄くなり、すぐパリパリ割れて会場・倉庫・車に破片が散り、展示や納品どころではなくなってくると思います。) "何か人類共通のあるべき願いを込めた大きな原画(壁画?)を巡回する"という活動自体には、深く考察するには何かしら価値を感じます。 何か新たに描き下ろす際には、コンセプト・手法・表現方法についてよりブラッシュアップしていきたいです。一宮市のものだけでなく、地球共通・人類共通(本当は生態系全体くらいの領域で考えたい)・ジャンル・時間・空間の垣根をより越えて大切にすべき願いを絵にしたいです。 画題・お題は、考えていきましょう。 この掲示板などで ブレーンストーミング的な投げかけが出来るといいですね。 こういう内容についてはSNSの中では TWITTER が特質的には一番いいのかもしれない とは思います。 ▼aoki@dwksさん: > 梅津さん、壁画設置作業お疲れさまでした。 > > > 個人的に今回の展示を機に 原始 について改めて掘り返された感じです。 > > 「見方」「見せ方」によって「映り方」が異なってくる、という体感を今回は私も得ることができました。 > > 今後、いろいろな巡回の中で様々な表情が期待できる楽しみができましたね。 |
> 画題・お題は、考えていきましょう。 > この掲示板などで ブレーンストーミング的な投げかけが出来るといいですね。 > こういう内容についてはSNSの中では TWITTER が特質的には一番いいのかもしれない とは思います。 とりあえず、DWKSアカウントで流してみました。>Twitter ひろってもらえるといいのですが....^^; ▼dwks(デュークス)さんはTwitterを使っています: "■アートドッグズ138バトンプロジェクト。 新たな巡回壁画のモチーフを考える。 意見交換大歓迎!お気軽に返信投稿ください。 ↓ http://t.co/SDCbVyIpnU http://t.co/xEJQkHuims" https://twitter.com/dwks138/status/621687363161296896 |