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by  二坪の眼    2025/04/29(火) 06:03:48

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by  二坪の眼    2025/04/27(日) 14:40:08

https://36way.net/page1/038/img/20250427.mp4 風に聴く 風が変わる 何者かが通った気がした 誰も語らぬ真実が 扉の隙間から覗いている かすかな“違和感” 沈黙の海に光る声 “ほんとうに そうだろうか” 思考の羅針盤は 君の裡にある ---- 複素数の振幅 https://36way.net/page1/038/20250405.htm

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by  二坪の眼    2025/04/26(土) 10:10:59

https://36way.net/page1/038/img/20250426.mp4 気配 気配がした 風でもない 音でもない ざわめき立つ 合図だった 静かすぎる夜に 静かすぎたから あまりにも 裡なる声の囁き = 複素数の振幅 https://36way.net/page1/038/20250405.htm

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by  二坪の眼    2025/04/25(金) 08:38:50

虚数「i」という名の君 青白い毛をした君。 ぼくの脳の左奥に棲んでいる。 名前は「i」。 虚数でできている。 ときどきぼくの夢を食べる。 「現実にばかり寄りかかると、重くなるよ」 そう言って、重力を逆さまにしてくる。 カップの中の紅茶が上にこぼれる。 天井から香りが落ちてくる朝。 ぼくの記憶をねじって遊ぶ君。 母親の声が鏡の中から響く。 好きだった人の目が「=」の形になる。 感情が数式になる前に、世界が脱線していく。 「虚数は存在しない、って言うけれど それを感じている君は、どこにいるの?」 問いに問いが生まれて、 答えのない森がどこまでも広がる。 その中心に、君とぼく。 「君」という名の虚構。 虚構にシンクロするぼく。 二乗してマイナスになる。 ふたりはこの世に存在しない。 戯れを遊ぶ。

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by  二坪の眼    2025/04/24(木) 11:27:36

『戒壇』 光の届かぬ地下の回廊。かつては祈りの場であった。人はそこを巡る。自らの肉と魂に、ただ静かに触れるために。 ひとりが足を踏み入れた。名を捨て、言葉を捨て、ただ闇に身を任せる。 ひとりは歩いた。壁に手を添えながら、一足ごとに内なる声が響く。振動だ。肉が、骨が、深淵と共鳴して震えていた。 途中で何かに触れた。柔らかく、温かく、生々しい――肉だ。かつて誰かであったものか。それとも、ひとり自身のもうひとつの破片か。 ひとりはその破片に語りかけた。返ってきたのは沈黙だった。不思議と胸の奥からこみ上げてくる愉快。 狂気の入口――いや、出口かもしれない。 闇の中、ひとりは深淵と目を合わせた。底のない漆黒。そこに自分の影を見た。震えが走る。悪寒する。それは恐怖か、あるいは歓喜の兆しか。 ひとりは気づいた。この全てが、対話だったのだと。ひとりの歩み、触れたもの、感じた震え、すべてが応えていた。 行き止まりで、ひとりは足を止める。壁に、ぽつりと刻まれた言葉があった。 「物語は、ここにある。」 ひとりは瞳を閉じる。闇の中で、自分の鼓動が語る物語を聴く。 始まりの扉が開く。

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by  二坪の眼    2025/04/21(月) 07:07:13

https://36way.net/page1/038/img/20250421.mp4 一枚の絵 雑踏にひとり  示現装置が作動する 隠されたアイコン 手に持つナイフ 静かに発響する ○△□ = 複素数の振幅 https://36way.net/page1/038/20250405.htm

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by  二坪の眼    2025/04/21(月) 07:00:24

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