■2015年12月8日(13:00〜14:30)
月例Linux導入相談会を開催しました。
会場:一宮駅 i-ビル3階 一宮市市民活動支援センター 会議室
主宰:団体web活用サポート 青木俊克
●WindowsからLinuxへ
●無償で使えるLinuxOS:Debian,Xubuntu、他(選択肢が豊富)
●クロスプラットフォームの無償で秀逸なアプリケーションが豊富
@インストールは自身で行う
A情報交換のコミュニティを提案
Bオープンソースという考え方の享受と普及
※毎月第二火曜日(13:00〜14:30)開催
■「月例Linux導入相談会」の7回目です。
コメント:
●ひとつむぎ(梅津さん)
http://genki365.net/gnki/mypage/index.php?gid=G0000852
■相談事例:Linuxの受け止め方がまだまだ漠然としていて、その把握を整理する上において、LinuxがWindowsやMacとどのように違うのか、その特長を知りたい。
なかなか難しい設問でした。
Linuxもデスクトップ環境をインストールしてしまえば操作体系的にはWinowsやMacと大きく異なることはありませんのでアプリケーションを使っていく段階では、WindowsやMacでも動作するソフトを数多く選ぶことができます。逆に、Windowsでしか動作しないソフトもあれば、Macでしか動作しないソフトもありますし、Linuxでしか動作しないソフトもあります。
ですから、アプリケーション選びの段階で自分に合ったソフトを見つけることがとても重要になってくると思います。それは、その先にデータの互換性問題があり、他者(の環境)とのファイルのやりとりが必要になった時、これを無理なく行えることをあらかじめ準備して置くことにもなります。ただ、アプリケーション選びは個人差が反映される領域でもありますので、まずは、WindowsやMacで今まで使っていたソフトと互換性があるソフトを見つけていくといいと思います。これは、スマホやタブレットでお気に入りのアプリを見つけていく作業によく似ています。
あるいは、ハードウェア環境への対応としては、多くの種類のCPUに対応しているLinuxも少なくありませんので、インストールするパソコンのマシンスペックにそれほど神経質になる必要もないだろうと思います。そういう意味では、Linuxを自分でインストールすることができるようになれば、まずは大きなハードルを越えた。と言ってもいいでしょう。
また、最近では、小型のワンボードコンピュータというタイプも注目を集めてきている傾向にあります。その代表格にあるのがラズベリー・パイ(通称:ラズパイ)です。
▼Raspberry Pi - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/Raspberry_Pi
▼これは驚き! ―新しいRaspberry Pi Zeroはなんと価格5ドルだ | TechCrunch Japan
http://jp.techcrunch.com/2015/11/27/20151126raspberry-pi-zero/
▼【Infostand海外ITトピックス】モノづくりを加速 5ドルのRaspberry Pi「Zero」 - クラウド Watch
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/column/infostand/20151207_733954.html
▼Raspberry Pi Downloads - Software for the Raspberry Pi
https://www.raspberrypi.org/downloads/
この小さなコンピュータには各種周辺機器をつなぐインターフェースがひと通り備わっており、キーボードとディスプレイを繋げば、Linuxを動作させることができます。これが、数千円で提供される時代になってきましたので、パーソナルコンピュータのイメージも様変わりしてくるようになるのかもしれません。
〜〜〜
補足:
▼わずか2000円ほどで自作の64bitコンピューターを作れるキット「PINE A64」 - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20151211-pine-a64/
※ワンボードコンピュータも進化を遂げてきているようですね。
次回は、2016年1月12日(火曜)@会議室 13:00〜14:30を予定しております。
ご興味のある方は、お気軽にお声がけしてやってください。
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