二坪の眼(のこぎりニ)から
惣sow(レンタルスペース&カフェ)へ、
路線バスで移動してみた。
2020年9月6日(日曜日)
“二坪の眼”は、私が主宰する“思考実験工房”です。愛知県一宮市篭屋にある“のこぎり屋根工場”の建屋“のこぎりニ”に間借りしています。
“二坪の眼”から最寄りの鉄道ターミナル駅は、JR尾張一宮駅・名鉄新一宮駅です。 この“一宮駅”には名鉄の路線バスターミナルがあります。系統「20」「21」「26」「27」のいずれかのバスに乗車し、「篭屋停留所」にて下車して徒歩1分で“二坪の眼”(のこぎりニ)に到着できます。
今回は、この路線バス「21(起行き)」を使って、尾西地区の“起(おこし)”にある“惣sow”を訪ねることにしました。路線バスでの移動区間は、「篭屋停留所」(二坪の眼)で乗車し「新栄町停留所」(惣sow)で下車します。移動時間は約10分です。
バスでの移動中には、尾西公園・尾西庁舎・三岸節子記念美術館・起工業高校などがバスの車窓から眺めることができます。この路線は、通称“起(おこし)街道”と呼ばれているようです。
「新栄町停留所」にて下車し、徒歩2〜3分で“惣sow”に辿り着きます。この間、昔ながらの駄菓子屋“大野屋”(お好み焼き・焼きそば)や、二宮金次郎像がある“起小学校”を脇目にします。
“起小学校”の十字路を左折すると、右手に“惣sow”の洋館建屋が見えてきます。
“惣sow”の入り口には、開店中を示す黒板が案内されています。
“惣sow”カフェの営業は、基本的に土曜・日曜の9時〜14時。そして、2020年9月14日以降は、平日(月〜木)も対象にレンタルスペースの利用(9時〜20時)予約の受付を始めるようです。
今回は、洋館にて珈琲をいただきました。
“惣sow”の屋敷は、築80年の木造建築で、書院造りの座敷に二つの茶室、洋館・蔵などを廊下でつなぐ構成となっています。毛織物で活気に満ちた時代には迎賓館として利用されていた、とのこと。その歴史と相俟って現代のアート作品に触れることもできます。
“惣sow”への問い合わせ:
・惣sow(@sou_sow) • Instagram https://www.instagram.com/sou_sow/
・一宮市起西生出72 電話:090 8180 4757
また、“惣sow”からの徒歩圏内には、一宮市尾西歴史民俗資料館(別館 【旧林家住宅】)や、一宮市三岸節子記念美術館が位置し、「温故知新」に触れる風情を愉しむことができます。
帰路
路線バス「21」(名鉄一宮駅行き)の「新栄町停留所」から乗車します。
「新栄町停留所」から見える“のこぎり屋根”。この路線では、バスの車窓から随所に“のこぎり屋根”を見つけることができます。
「濃尾大橋停留所」付近では木曽川の堤防を走行し、バスの車窓から尾州を育んだその眺望にこころが開放されます。
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