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第6回 一豊杯剣道錬成大会

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小学生の部 中学生男子の部 中学生女子の部

■2011年3月27日開催  【写真提供:(C) Photo Studio ANGLE / 文責:aoki】

『晴れ舞台』

  平成23年3月27日土曜日、第6回一豊杯剣道錬成大会が開催されました。参加チーム数は、小学生の部が20チーム、中学生男子の部が24チーム、中学生女子の部が27チームでした。6回目を迎えた一豊杯は、一豊杯出場経験者である高校生や大学生、社会人となる人たちが大会スタッフとして活躍してくれるようになりました。今回は、そんな一豊杯の大会会場を包み込む空気について触れてみたいと思います。


  △開会式へ向けて入場行進
閉会式:閉会の辞『礼』(2階席の選手諸君も『礼』)▽  

【主役は選手たち】

  開会式が始まるまでに、選手たちは身体をほぐしています。準備運動の段階から会場の空気は研ぎ澄まされ、場内に足を踏み入れた途端に背筋が伸ばされる思いです。リラックスムードにありながら、一人一人の身を律しての所作には上品な緊張感が漂います。そんな魂が400以上も会するのです。そこで選手たちは、互いの潜在能力を刺激し合っているのではないでしょうか。体育館が神聖な道場に変わる瞬間です。

  場内アナウンスもまた、キビキビとした口調で会場を引き締めます。太鼓が高らかに響く中の入場行進です。選手たちはチーム名を掲げたプラカードを持って開会式に臨みます。

  午前9時30分。開会式は定刻通りにはじまりました。開会の辞、優勝旗返還に続いて、ご挨拶をいただいた山口昭雄さん(大会名誉会長)は、700名以上が集まる中、観客席からも雑談の声ひとつ聞こえてこない静けさの中で始まる開会式に驚きを隠せず『凛とした空気の漂う大会の厳粛さは、一豊杯の誇りである』と結ばれました。そこには「木曽川町の郷土の誇りである山内一豊を、一宮市の郷土の誇りとして共有していきたい」という願いが込められていました。そして、実はこの「静けさ」こそが、剣道の大会では非常に重要な意味を持つのだそうです。

  『剣道では勝負を決める「一本」のことを「有効打突」と言って、これを「充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。」と定義しています。審判はこれを見極める必要があるわけです。その審判が、正確な判定をするためには、会場の「静けさ」を保つことが欠かせない条件なんです。このような試合環境で試合ができることは、選手たちにとってとても幸せなことなんですよ。』と審判長の阪口利雄さんが観戦中に解説して下さいました。そして、『体育館フロアを、試合会場と観客エリアに柵囲いして区別していますね。こうした配慮も大会の環境づくりとしてとてもすばらしいことなんです。一豊杯には見習うところがたくさんあります。』と付け加えてくださいました。

  大会が終わって「大会アンケート」を回収してみると、ほとんどが中学生選手からの回答でした。その自由記述欄には『大きな大会で自分はまだまだ力不足であることを知った。これからはもっと強くなれるよう練習に励みたい』という意味合いの前向きなメッセージが多く寄せられていました。一豊杯は出場選手たちにとって「刺激的な良い機会」となっているんですね。これを『晴れ舞台』というのではないでしょうか。そしてこの『晴れ舞台』を晴れ舞台たらんとしているのは、他ならぬ選手たち自身なのだろうと思います。一豊杯はこれからも一宮市の君達を応援します。


【選手から大会スタッフへ】

  左は一豊杯恒例、一豊剣志会による「木刀による剣道基本技稽古法」の演武です。今年は幼稚園の年長組さんから小学生までの選手、30名で構成されました。年長組さんにはオレンジスタッフの補佐が付いていますね。微笑ましい光景ですが、ここも『晴れ舞台』です。

  さて、今回は一豊剣志会スタッフの中井恵莉佳さん(右下)にお話を伺ってみました。中井さんは小学5年生の時から一豊剣志会で剣道を始められ、中学1年の時に第1回一豊杯に出場し、中学2年でも第2回一豊杯に出場されており、この4月から社会人となられました。今後は一豊剣志会で剣道を続けながら後輩の育成にも携わっていかれるとのことです。

  そんな中井さんに今までで印象に残っている試合についてお尋ねしてみると、『高校2年生の勝ち抜き戦で、自分が大将の時に、相手の中堅・副将・大将と連続して勝ち抜けたことです』と、かなりの強者ぶりを披露してくれました。今後、一豊剣志会で剣道のご指導をなされていく上で心掛けていることはなんでしょうか?と聞いてみると、『楽しく教えていきたいです』と明るく応えてくれました。それには『声を出させる』ことが大事なのだそうです。

 『声を出すと力が出ます。声を出さないと力は出ません。だから、声を出しながら楽しく教えていきたいです。』と笑顔。「有効打突」の定義の中に「充実した気勢」とありますが、これは「声を出す」ということなんですね。『そうなんです。私も試合で「一本」とった、と思ったのに旗が上がらなかったことがあるんです。その時、私は声を出していませんでした。』ふむ、審判の目(耳)は厳しんですね。『いつでも声を出せる自分を作ることが大事なんだと思います。』

うぅ〜んむ。剣道は日常の中にあるのかも……。


【大会運営スタッフ】

受付スタッフ会場スタッフ

■第6回大会概要

小学生の部:20チーム
中学生男子の部:24チーム
中学生女子の部:27チーム
来場者総数:約750名

第6回大会は、一宮市の「市民が選ぶ市民活動支援制度」活用事業でもあります。みなさまからのご支援、ありがとうございました。大会当日、会場にてアンケートへのご協力をお願いいたしましたので、下記の通り、ご報告申し上げます。

また、第7回大会に向けても「市民が選ぶ市民活動支援制度」にて、多くのみなさまよりご支援をいただいております。ありがとうございました。

今後とも、みなさまからのご支援の下に、より良い大会へと繁栄させていけるよう精進して参ります。

大会アンケートへのご協力ありがとうございました。
アンケート回収総数:110

問い:あなたのせいべつは? 問い:一宮市の「市民が選ぶ市民活動支援制度」を知っていますか?
集計▼ 集計▼
49
59
2
【1】おとこ
【2】おんな
不明
9
98
3
【1】知っている
【2】知らない
不明
問い:あなたのねんれいは? 問い:剣道のけいけん年数は?
集計▼ 集計▼
2
7
93
1
0
1
0
3
0
2
1
【0】小学生未満
【1】小学生
【2】中学生
【3】高校生(16才〜18才)
【4】大学生(19才〜22才)
【5】23才〜29才
【6】30才〜39才
【7】40才〜49才
【8】50才〜59才
【9】60才〜69才
【10】70才以上
6
29
44
8
8
9
1
0
2
1
2
【0】なし
【1】1年未満
【2】2年未満
【3】3年未満
【4】5年未満
【5】10年未満
【6】15年未満
【7】20年未満
【8】30年未満
【9】40年未満
【10】40年以上

東北地方太平洋沖地震 義援金のお願い:ご協力ありがとうございました。

3月11日におきた巨大地震、東北地方太平洋沖地震では今までに見たこともない想像を絶する悲劇には、言葉も失い胸を締め付けるほどの深い悲しみがこみ上げます。
大津波は人の命、町すべてをのみこんで奪っていきました。テレビから見る映像であまりの恐怖に体中が震えてしまいました。実際に被災された方達の思いはどんなに悲痛な思いだったかと思うと涙があふれます。
今私たちが被災者の方達に出来ることは、ほんの小さなことだと思いますが、でもその小さなことが沢山集まれば大きな力になると思います。
今こうして普通に生活が出来ている事、その幸せに感謝をしたいものです。
一豊杯剣道錬成大会では、同じ剣道に一生懸命に打ち込んできた仲間が被災し、防具も竹刀もすべてを失い、剣道などできる状況ではありませんが、参加者の皆さんには、今こうして剣道の出来ることに、心から感謝出来る大会として、位置付けて頂けるよう今大会を開催します。
今回の地震で亡くなられた方々に心から哀悼の意を表すと共に被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
どうか、少しでも被災地の復興の力になれるよう皆様方のご支援をお願い申し上げます。
尚、この義援金は、中日新聞社 一宮総局を通じて被災者の皆様方にお届け致しました。

▲2011年3月31日(木)掲載
一豊杯剣道錬成大会実行委員会一同

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