←:第4回大会 第6回大会:→

第5回 一豊杯剣道錬成大会

Library
目次
参加チーム一覧 大会
レポート
写真集【1】 写真集【2】
小学生の部 中学生男子の部 中学生女子の部

■2010年3月28日開催 【写真提供:(C) Photo Studio ANGLE / 文責:aoki】

『メモリアルな面手拭』

みなさん、こんにちは。大会レポート担当のaokiです。
今回は、いきなり本題に入ってみたいと思います。テーマは「面手ぬぐい」です。聞くところによると、「面タオル」と呼ばれることもあるそうですが、「和」の趣きをイメージして「面手拭」でいきます。

剣道は門外漢の私が「面手拭」に関心を持ったのは、第一回一豊杯(2006年3月26日)でのことでした。初めて観る剣道の試合を目の当たりにして、戸惑いを隠せないのは事実でした。縁あって観戦してはみるものの、「1本」の見極めが自分にはできないことや、防具に身を固めた選手の表情が見えないことも手伝って、そもそも何を見たらいいのか?、というところから手探りな状態にありました。それもそのはず、剣道のルールも知らないし、「面手拭」という呼び名すら知りませんでした。いや、ルールというよりは、剣道の作法を知らなかったと言うべきかもしれません。ただ、その時に唯一発見できたことは、選手達の頭に巻かれた手拭いの柄がそれぞれに違っていた、ということでした。

大会の開場から開会式までの約1時間ほどの合間に、選手達は準備運動を始めます。この時、選手達の防具である「面」「小手」「竹刀」「面手拭」が整然と床に並べられます。これら防具の納め方ひとつとっても、剣道の「道」にあたる作法に乗っ取ったものなのでしょう。すでにこの時点で、選手達の試合は始まっているのかもしれません。そして、この時から豊かな表情を見せてくれるのが「面手拭」なのです。チームで統一されたデザインの「面手拭」もあれば、一枚一枚に個性的な表情を持った「面手拭」も並びます。

そこで、今回は選手達に自分が使ってる「面手拭」について訊いてみました。

中でも印象に残っているのは、“自分の中で「面手拭」を使い分けている”という男子選手のお話です。

『普段の練習では“キラキラ”したデザインの手拭いを使います。試合では“落ち着いた柄”ですね。あと、審査には必ず“黒”で臨むようにしています。』と、自分の気持ちをその時々の手拭いに託す内なるデリケートな精神を聞かせてくれました。その傍らで、これを聞いていた同僚の選手からは驚きの声が上がり、『え?おまえ、そんな使い分けしてたの?俺なんて何でもええよ。何にも決めてないし。』というおおらかなスタンスもアリのようです。

また、一部の学校では「剣道部伝統の面手拭」と位置付けられた「揃いの面手拭」があり、歴代のキャプテンに受け継がれていると聞きました。この「伝統の面手拭」は試合に出場する選手のみに許される手拭いなのだそうです。そんなお話を、別の学校の選手たちに紹介してみると、『うちの学校には揃いの手拭いは無いけど、チームで統一した手拭いがあると団結力が高まるような気がする』と返ってきました。「面手拭」は地味な存在ですが、精神面を下支えする隠れた立役者でもあるんですね。

他にも、『縁起担ぎの“ダルマ”手拭い』とか『両親からもらったお土産の手拭い』を試合の時に使う。あるいは、『中学に入って、始めて剣道の防具を揃えたとき、おまけについてきたのが「百戦錬磨」の面手拭。今でもこの手拭いは大切にして、試合用と決めている』。と個々のシーンでそれぞれに活躍している手拭いはたくさんありそうです。

【剣道モードなスイッチ】

剣道経験豊かな指導者の立場にある人にも「面手拭」について訊いてみると、“剣道モード”なるキーワードが飛び出してきました。

『“剣道モード”に入る時、それは「面手拭」を巻くところから気合が入ります。“剣道モード”を解く時、「面手拭」で汗を拭いながら自分を鎮めていきます。「面手拭」は“剣道モード”のスイッチなのです』と。

そして、『「面手拭」は必ず「面手拭」として使います。決して、普段のハンカチ代わりとしては使いません。』と、キッパリ。

また、『試合用に「勝負手拭い」があるように、がんばった自分への「ご褒美手拭い」ってのもあるんですよ。』と、「面手拭」は「メモリアル」な存在であることを教えてくれました。

実際、剣道経験の豊かな人たちほど、共通して「記念手拭い」を大切にしている、という多くのお話を聞くことができました。“一豊杯”もまた、毎年必ず「記念手拭い」を配布していますので、きっと、メモリアルな存在になっているんでしょうね。


最後に、「面手拭」を販売する側にある「日比ノ武道具店」さんにもお話を伺ってみました。「日比ノ武道具店」さんも剣道経験の豊かな方です。

『私が中学生の頃の手拭いは、今ほど多くの種類がありませんでした。そして、大会の記念手拭いは、大会に参加しないと手にすることができませんので、剣道人にとっては大切なものになるんですね。』

『今では時代も豊かになり、手拭いの種類も実にバラエティです。女の子にはキャラクターデザインの手拭いがウケル時代ですよ。』

『最近では、剣道界にも“新しいグッズ販売の風”というものが出てきて、ストラップしかりです。お守り代わりに胴の内側に付けて試合に臨んだりする物ですね。アイテム的には「不言実行」「一心不乱」「初志貫徹」「一意専心」などの四文字熟語が多いっス。』

筆者:これも「剣道」の「道」なんですかねぇ〜。

【大会運営スタッフ】



大会アンケートへのご協力ありがとうございました。
アンケート回収総数:105

問い:あなたのせいべつは? 問い:一宮市の「市民が選ぶ市民活動支援制度」を知っていますか?
集計▼ 集計▼
55
46
4
【1】おとこ
【2】おんな
不明
37
64
4
【1】知っている
【2】知らない
不明

問い:あなたのねんれいは?

問い:剣道のけいけん年数は?
集計▼ 集計▼
1
6
66
5
1
2
3
16
2
3
0
【0】小学生未満
【1】小学生
【2】中学生
【3】高校生(16才〜18才)
【4】大学生(19才〜22才)
【5】23才〜29才
【6】30才〜39才
【7】40才〜49才
【8】50才〜59才
【9】60才〜69才
【10】70才以上
18
20
31
11
8
14
2
0
0
1
0
【0】なし
【1】1年未満
【2】2年未満
【3】3年未満
【4】5年未満
【5】10年未満
【6】15年未満
【7】20年未満
【8】30年未満
【9】40年未満
【10】40年以上

■第5回大会概要
小学生の部:18チーム
中学生男子の部:26チーム
中学生女子の部:27チーム
来場者総数:約700名

第5回大会は、一宮市の「市民が選ぶ市民活動支援制度」活用事業でもあります。みなさまからのご支援、ありがとうございました。大会当日、会場にてアンケートへのご協力をお願いいたしましたので、左記の通り、ご報告申し上げます。

また、第6回大会に向けても「市民が選ぶ市民活動支援制度」にて、多くのみなさまよりご支援をいただいております。ありがとうございました。

今後とも、みなさまからのご支援の下に、より良い大会へと繁栄させていけるよう精進して参ります。

「一豊杯」に関するご意見・ご感想は、メールフォームよりお寄せください。


Copyright © 一豊杯剣道錬成大会 2007-2010. All Rights Reserved.
◇無断転載禁止