バトンプロジェクト:二坪の眼
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[1348]宮森敬子
by aoki@dwks 
393e6777c7
[2023/07/06(木) 09:41:21]
http://www.keikomiyamori.com/
https://mhprojectnyc.com/Me-The-Timeless-Self-within-the-Umwelt

宮森敬子はここ数年、家族の100年くらいの出来事について考えてきました。100年はちょうど三世代、私たちの想像できる範囲の出来事です。今回の展覧会では、人間が生きる環境は、他者とのつながりの中にあること、そして、このゆるくつながったエネルギーの全体の中に生きている私たちにとって、時間とは、存在とはどのようなものなのか、人間主体の世界観では捉え難い、生物それぞれが知覚する「環世界のなかの私」を想像することがテーマとなっています。

鑑賞者は、会場内の木製ボートに寝て、枯れてゆくバラの花びらに囲まれながら、自分が他の物質になってゆく物語を想像できます。壁には、30年のイチイガシの樹皮、400年のイチイガシの断面を始め、かつてサギの住んでいた森の倒木、同じ樹をルーツにしたと思われる仲良く並んだ2つの樹木など、一宮の樹々の拓を木炭で和紙に写したものを用いています

*物語は、地元の方から聞いたお話をもとに作りました

*取材協力:石刀神社, 地蔵寺, 河内屋石材店, 喫茶アサ, BankART1929、青木俊克

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宮森敬子 | 美術作家
中村愛音
取材協力

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