バトンプロジェクト:二坪の眼
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[575]ノコ(ノコギリヤネ)が“たつ”風景(断章“ノコギリヤネのある風景”その3)
by aoki@dwks 
5f85292036
[2020/03/16(月) 05:17:40]
>>続き
れたノコギリヤネへと変貌する新しい動きが出てきた。
ノコが起つ。そんな呼び方が似合うのではないか。
「起」という字には、始まりの意味があり、「己が走る」と書く。その成り立ちは、ひざまずいた人が、へびの如く首をもたげて立つさまにあるという。
それを担うのは、農村の共同体を引きずる三岸節子の時代とは異なった、現代の自由な意思の持ち主たちだ。過去と共通するのは、木曽川が築いた尾張(尾州)の大地を舞台としていることである。彼ら・彼女(オノコ・メノコ)らは、古い共同体のしがらみとは無縁で、臆することなくノコギリヤネをガチャマンの呪縛から解放し、「ノコが起つ風景」を鮮烈に見せてくれるだろう。
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《希望的観測》
「ノコが立つ・ノコが建つ風景」は、農業共同体の風景であった。「ノコが起つ風景」は、三岸節子が闘ってきた共同体の風景を超えていく。そこに、どのような「新たな共同体」あるいは「共同体的なもの」が見えてくるのだろうか。


ファイル: 575_2020-03-16_05-13-16.jpg
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「起・機業コミュニティ」の寓話 (断章“ノコギリヤネのある風景”その4・その5)

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