バトンプロジェクト:二坪の眼
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[457]魂身の一枚
by aoki@dwks 
5f85292036
[2018/02/05(月) 20:53:16]
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らだ。

この照明環境は、アート作品の鑑賞にも威力を発揮する。人工的なスポットライトでコントラストを作ることなく、自然光の中で作品そのもののコントラストを味わうことができる。それは写真撮影においても同様で、労せずしてベストなライティングが整っている。そんな工場内の明かりが私は好きだ。私はそのバックグラウンドでの写真撮影を日常的に楽しんでいる。それは贅沢な遊びかもしれない。

私は芸術家でもなければ、アーチストでもない。無論、写真家でもない。「二坪」という工房スペースを間借りしているが、発表すべく作品の制作に臨んでいるわけではない。時折、「どうしてここを借りているのですか?」と聞かれることもある。そんな時は、「おじさんの遊び場です」と答えるようにしている。「隠れ家みたいですね」と返ってきたりもする。「二坪」の見てくれは、のこぎり屋根工場の中にあって、風変わりな印象を醸し出しているのかもしれない。

「二坪」はオープンスペースに開いている。いつでも誰でも立ち寄ることができる。ところが、私は常駐していない。私も気の向いた時に立ち寄ることにしている。使用者不在のまま「二坪」が開いていることも少なく...
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