バトンプロジェクト:二坪の眼
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[1256]作品解説:“ひるがえる墨会館”
by aoki@dwks 
393e6777c7
[2022/12/31(土) 20:08:28]
https://36way.net/nag/_2022/2022_02-sumikaikan.pdf

●ひるがえる墨会館

あなたは「墨会館」を知っていますか? そして、その設計者が「世界のタンゲ」と呼ばれた建築家であることを。東京都庁舎を設計した丹下健三です。

まあ、それはともかく、その墨会館を裏返しちゃおうということです。あの要塞のような外観の建築を中庭でウチとソトをひっくり返すとどうなるでしょう。どのような顔が見えてくるでしょう。そして、中庭に見えるものは。
返し方の要領は、「ひるがえるノコギリヤネ」と同じです。

丹下は、この要塞で何を守ろうとしたのか。墨会館を本社として、尾張の繊維産業を牽引した艶金興業がこの建築に託した思いとは。そして、この中庭とは何だったのか。

興味を持たれた方は、「ノコギリヤネとモダニズム建築」(ノコギリヤネのある風景・その 13)をお読みいただければ幸いです。
https://div.36way.net/ad138/nitsubonome/nokogirian/lib/20221203_noko-fukei-13.pdf
https://36way.net/nag/nag2022.htm


ファイル: 1256_DSC_0091.JPG
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『感情の粒子』:本日の鑑賞者

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